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新京成8000形(レトロカラー)新京成8000形新京成8000形は1978年に登場した通勤型車両です。800形は京成の赤電スタイルでの製造でしたが、8000形でようやく新京成オリジナルのデザインとなりました。前面の2枚窓とその周辺の特徴的な意匠から"タヌキ"と呼ばれています。制御方式は8502編成と8504編成が抵抗制御、8506〜8518編成が界磁チョッパ制御です。いずれも制御装置は1C8Mで、MT比率は6両で4M2Tとなっています。2007年度より8506編成以降の界磁チョッパ車に対してVVVFインバータ制御化改造が実施されていますが(2編成を残して中断)、抵抗制御の8502編成と8504編成は廃車の対象となってしまいました。8504編成が2010年度に廃車、8502編成も2011年1月18日に営業運転を終了し、これをもって新京成から抵抗制御車が消滅しました。ここではその抵抗制御車の走行音を扱います。


新京成8000形モハ8004 前原→薬園台

新京成8000形モハ8004 鎌ヶ谷大仏→初富

特にこれといった特徴のない音ですが、高速域の唸りは何となく800形に通ずるものがあります。8502編成には自動放送装置が設置されており、新京成線内で使用されます。

新京成8000形モハ8004 新鎌ヶ谷→北初富

新京成8000形モハ8004 五香→常盤平

駆動方式は電動車全車WN並行カルダン駆動で、高速の惰性走行時における振動が車体を通じて伝わってきます。コンプレッサーはC-2000M形で、何かと爆音要素を持っている車両です。

新京成8000形モハ8003 幕張本郷→幕張

新京成8000形モハ8003 稲毛→みどり台

京成線内の走行音です。8000形は制御方式にかかわらず全ての編成が京成千葉線に直通していました。

関連項目

【抵抗制御】 Update 2012.01.14 / Release 2012.01.14
タグ:新京成電鉄 過去帳

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