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都営10-300形都営10-300形は2004年に登場した新宿線用の車両です(営業運転開始は2005年)。新宿線開業時から使用されている10-000形の一部編成の置換えを目的として、新宿線の保安装置更新のタイミングに合わせるような形で2006年までに8連12本が製造されました。2010年には中間車8両が増備され、8連4本の10両編成化を実施、現在は8連8本と10連4本が在籍しています。車両の見てくれから分かるように、本形式はJR東日本E231系をベースに開発されました。制御装置もE231系と同じ三菱電機製のVVVFインバータ(3レベルIGBT素子、1C4M×1群または2群)となっています。MT比率は8連が5M3T、10連が6M4Tです。運用範囲は本八幡〜京王相模原線橋本のほか、土休日には高尾線高尾山口、競馬場線にも入ります。また、臨時列車として動物園線で営業運転を行なったこともありました。


都営10-300形10-377 住吉→西大島

制御装置、主電動機ともにE231系と同じということから走行音もほとんど同じです。このほかドアチャイムもドアエンジンもE231系と同じで、自動放送の内容を除くとE231系(特に800番台)との聞き分けは難しいと思われます。

都営10-300形10-377 東大島→船堀

地上区間を走る10-300形です。この区間は何らかの注意啓蒙放送が流れることが多く、今回は携帯電話のマナーに関する自動放送が流れました。

都営10-300形10-438 瑞江→一之江

急行の待避で長時間停車したため、発車前に「まもなく発車いたします」の自動放送が入りました。

都営10-300形10-438 住吉→菊川

最後は乗降促進放送入りです。

【三菱電機 IGBT-VVVF】 Update 2012.03.08 / Release 2012.03.08
タグ:東京都交通局

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