北大阪急行8000形は1986年に登場した通勤形車両です。北大阪急行開業時から走っていた2000形の置換え用として登場しました。北大阪急行の親会社である阪急電鉄の車両の仕様に準じており、特に車内における緑の座席や木目調の内装はまさしく阪急電車そのものです。また、車両間の貫通扉は通勤型車両にしては珍しく自動扉になっています。制御装置は東芝製のVVVFインバータ(GTO素子、1C4M)が採用され、VVVFインバータ車としては最初期に登場した車両の1つです。これら当時の最新の技術を積極的に採用したことなどから1987年には鉄道友の会のローレル賞を受賞しました。1986年の登場時は8両編成でしたが、相互直通運転を行なっている大阪市営地下鉄御堂筋線ともども編成両数が増やされ、1996年には10両編成となりました。2013年現在10両編成7本が在籍しており、主に千里中央〜なかもず間の通称"大運転"に使用されています。
北大阪急行8000形8107 桃山台→緑地公園
北急線内の走行音です。黎明期のVVVF車らしく、音が加速とともに目まぐるしく変調していきます。ドアブザーの音も独特で、扉の開く側によって音を使い分けています。桃山台は右側の扉が、緑地公園では左側の扉が開くので、その違いを聞いてみてください。
北大阪急行8000形8107 新大阪→西中島南方
御堂筋線内の走行音です。自動放送は御堂筋線内でも使用されており、北急線内と同じ声の方が担当されています。御堂筋線内ではドアブザーは使われていないようですね。
【東芝 GTO-VVVF】 Update 2013.08.04 / Release 2013.08.04
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