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東京メトロ(更新車)1988年に登場した東京メトロ05系ですが、2012年度より第14編成以降を対象に大規模な修繕が実施されることになりました(第13編成までは15000系の新造で代替)。B修工事と呼ばれるこの修繕では、車内外ともに徹底的に手が加えられており、車内は内装の一新、バリアフリー対応のほか、ドア上の案内装置をLCDに交換などを実施、足回りにおいては主電動機が永久磁石同期電動機(PMSM)となり、制御装置も東芝製のIGBT-VVVFインバータ(1C1M×4群)に交換し、16000系と同等のものとなりました。最新の車両と比較しても遜色のないものに仕上がっています。2013年3月5日より東西線内のみ営業運転が開始され、同4月15日からJR線、東葉高速線への直通運用にも入るようになりました。今後、年間1〜2本のペースで修繕が実施されるようです。


東京メトロ05系05-914 南行徳→浦安

現在在籍している05系では最若番となっている第14編成が修繕第一号となりました。その走行音は、足回りが16000系と同等である通りに、16000系とほぼ同じようなものとなっています。なお、第14編成はもともとVVVFインバータ制御の試作車でしたが、今回の修繕により05系からGTO-VVVF制御車が消滅してしまいました。

東京メトロ05系05-914 村上→八千代中央

東京メトロ05系05-914 八千代緑が丘→船橋日大前

東葉高速線内の走行音です。修繕では案内機器類にも手が加えられ、東葉高速線内も自動放送対応となりました。コンプレッサーもレシプロ式からスクロール式のものに交換され、全体的に静音化を図っています。

関連項目

【東芝 IGBT-VVVF】 Update 2013.05.03 / Release 2013.05.03
タグ:東京メトロ

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