2008.06.10
5000系に登場に伴って、3月末に一部のS6運用が同車に置き換えられてしまったというハナシを何度かしてきたが、それまでのS6運用は、編成数と運用数が同数であった。不慮の事態はともかく、法定検査などによって編成が運用から離脱することがある。編成数と運用数が同じ状態では、編成が1本でも欠けると運用が回らなくなるわけだが、そういったときに登場するのがP4に5300系2連(SR2)を繋げた6連で、P6及びSR6が検査等で欠けたときはこの編成がS6運用の代走を務めるのだ。

名鉄7000系 7041編成+5310編成
2007.8.30/新日鉄前〜太田川
P4はブック式の行先表示を持つ編成が多いことから、P4がS6運用の代走に入ると、S6運用でしか見られない種別・行先がブック(または系統板)で見られる絶好のチャンスになる。特に、S6運用の一部に設定されている快急は、P4運用では見られないもので、したがってP4+SR2によるブック快急はレア中のレア。私のような関東人がふらっと名古屋に出て簡単に捕らえられるものではなく、撮りたいとは思うものの撮影は叶わなかった。
長らくご紹介してきた(というより、無駄に引っ張ってきた感もする)このパノラマカーシリーズ、次回をラストとする予定だが、ラストを飾るのはやはり"平日朝のアレ"しかないだろう。乞うご期待?!
- ツイート
- #
最新記事
京急線 2022年11月の大幅ダイヤ改正を見る
京急線、約23年ぶりの大幅ダイヤ改正。京急線で2022年11月26日に実施されたダイヤ改正は、京急自ら「23年ぶりの大幅ダイヤ改正」と表現するほど大きなものであった。その中でもとりわけ大きな内容...
京成本線 実籾〜八千代台間の線形改良が完了
京成本線実籾〜八千代台間、実籾カーブの線形改良が完了。京成電鉄が進めている本線実籾〜八千代台間の線形改良工事に大きな動きが生じている。5月19日終電後から翌20日未明にかけて上り線の切り替え工事...
京成線 駅別乗降人員ランキング(2022年度)
2022年度の京成線の駅別乗降人員ランキング! 京成線の全69駅において、どの駅の利用が多いのか少ないのか。京成電鉄が毎年公表しているデータを基に、2022年度の駅別乗降人員をランキング形式で見て...
京成電鉄「2023年度 鉄道事業設備投資計画」を読む
今年も大型連休が終わり、鉄道各社から設備投資計画が発表される季節がやってきた。京成電鉄でも18日に発表があったところなので、これを読んで今後の動きを探ってみよう。2023年度における鉄道事業の...
ちばレインボーバス197号車 リゾートカラーの日野ブルーリボン
リゾートカラーのちばレインボーバスが登場。北総線沿線の印西市に本社を構えるちばレインボーバスは、自社導入の車両のほか、京成バスグループ各社からの経年の移籍車で営業を行っている。同社の移籍車に...