2008.11.26
今年の3月末に登場した新京成8000形のVVVF改造車、そろそろ走行音の収録に適した季節になってきたということで、今回はその走行音をアップ。
新京成8000形モハ8019 稲毛→みどり台
新京成8000形モハ8019 千葉中央→千葉
3月の記事で三菱電機製のIGBT-VVVFということに触れたが、9月に発売されたRP誌の鉄道車両年鑑によると、整備等の手間を考慮して全密閉式を採用とのこと。三菱製のIGBT-VVVFおよび全密閉式電動機と言えば小田急の4000形が挙げられるが、走行音はその4000形と似たものとなっている。
小田急4000形が走行音の低減を狙って全密閉式の電動機を採用したように、8000形VVVF改造車の走行音も非常に小さく抑えられている。元々のチョッパ車も静かな車両であったが、爆音好きにとっては少々物足りないかもしれない(^^ゞ
また、同じくRP誌によると、チョッパ車を毎年1編成ずつVVVF化改造していくとしており、2編成だけ在籍している抵抗制御車には手を加えないようである。VVVF化改造によって8000形をもうしばらく使い続けることは明白となっているが、抵抗制御車については近い将来800形共々廃車とし、全車両のVVVF化を達成という流れになっていると思われる。
((1/11追記))
8000形の全密閉式電動機は東芝製のようです。
最新記事
京成本線 実籾〜八千代台間の線形改良が完了
京成本線実籾〜八千代台間、実籾カーブの線形改良が完了。京成電鉄が進めている本線実籾〜八千代台間の線形改良工事に大きな動きが生じている。5月19日終電後から翌20日未明にかけて上り線の切り替え工事...
京成線 駅別乗降人員ランキング(2022年度)
2022年度の京成線の駅別乗降人員ランキング! 京成線の全69駅において、どの駅の利用が多いのか少ないのか。京成電鉄が毎年公表しているデータを基に、2022年度の駅別乗降人員をランキング形式で見て...
京成電鉄「2023年度 鉄道事業設備投資計画」を読む
今年も大型連休が終わり、鉄道各社から設備投資計画が発表される季節がやってきた。京成電鉄でも18日に発表があったところなので、これを読んで今後の動きを探ってみよう。2023年度における鉄道事業の...
ちばレインボーバス197号車 リゾートカラーの日野ブルーリボン
リゾートカラーのちばレインボーバスが登場。北総線沿線の印西市に本社を構えるちばレインボーバスは、自社導入の車両のほか、京成バスグループ各社からの経年の移籍車で営業を行っている。同社の移籍車に...
京成AE形 特別装飾「KENTY SKYLINER(ケンティスカイライナー)」運転(第2期)
お客様がお姫様になっちゃうスカイライナー。第2弾。京成電鉄では、2021年7月より運行を開始したAE形「KENTY SKYLINE(ケンティスカイライナー)」についてリニューアルを実施、2022年...