2010.01.24
仙石線の103系、常磐線の207系・・・と車両が引退するごとにいっちょ噛みしてきたので、今回も画像と走行音を少々・・・。
E233系によってあっという間に置き換えが進み、10連78本も在籍していたのに恐ろしいほどのペースで消えていった京浜東北線の209系。「重量半分・価格半分・寿命半分」のコンセプトが誤解されて、"走るんです"などと不名誉な(?)あだ名までついてしまったが、何はともあれ後に続くE231系やE233系は209系が存在していなかったはずで、よくも悪くもJR史に残る形式であることは違いないと思う。京浜東北線では1993年に走り出してから17年での引退になったが、前述のコンセプト通りの運用となったかどうか、あるいはJR内部的には209系をどう評価しているのか、個人的に気になっている。
一部の車両が房総へと改造の上転属となっているようだが、今度は113系が追い出されることを考えると、趣味的には非常にビミョーである。
◆ ◆ ◆
続いて、走行音。同じ列車・同じ車両から3区間を選んで掲載してみる。
JR東日本209系モハ208-84 田町→浜松町
VVVFは三菱電機製のGTO初期型。変調のパターンは同じく三菱GTO-VVVF初期型の制御装置を積んでいる小田急1000形などと同じだが、音の高さがJR(209系がベースとなっている東京臨海高速鉄道70-000系含む)でしか聞かれない独特なVVVF音となっている。
JR東日本209系モハ208-84 浜松町→新橋
続いて、浜松町~田町をば。気持ちよく飛ばしますな。ところで、209系が登場した1993年ごろのVVVFにおける情勢は、私鉄ではGTO後期型が増えていっている頃であるが、それにもかかわらず初期型のGTO-VVVFとなったのは謎である(千代田線直通の1000番台に至っては1999年登場でGTO初期型)。
JR東日本209系モハ208-84 東京→神田
最後は東京から神田へ。冒頭で聞こえる発車メロディに注意。一時期試用されていた短いバージョンなのだ。
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