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エトセトラ

2010.01.02

このシリーズで取り上げてきたのは珍列車と言えどもあくまで定期列車。今回はちと反則かもしれないが、本当に珍しい不定期回送の89Nである。まぁシリーズ30回記念ということで、たまにはこういう列車も取り上げてみよう。

N12528.jpg

北総7260形 7268編成
2008.11.3/佐倉〜大佐倉

▲クーラー清掃のため宗吾車両基地へ向かう7268編成
D02063.jpg

北総9000形 9008編成
2009.5.6/実籾〜八千代台

▲宗吾車両基地での検査を終えて、印旛車両基地に戻る9008編成
  • [平日/土休日]89N 回送
  • 始発:印西牧の原---- → 終着:宗吾参道----
  • ダイヤ:ー
  • 備考:不定期列車
  • [平日/土休日]89N 回送
  • 始発:宗吾参道---- → 終着:印西牧の原----
  • ダイヤ:ー
  • 備考:不定期列車

89Nは印旛車両基地と宗吾車両基地間の車両の移動に使用される不定期の回送スジで、付随する英字が示すように北総車の運用である。数年に1度の全般検査・重要部検査や概ね1年に1度のクーラー清掃など、北総車が宗吾車両基地で整備を行なう必要があるときに、このスジを使用して宗吾車両基地に送り込まれる(印旛への返却も同様)。珍しいところでは、京成の北総へのリース車両の貸出または返却もこのスジを用いることがある。

N00884.jpg

北総7250形 7258編成
2006.3.30/志 津

▲7258編成の返却回送(廃車回送)も89Nにて実施

89Nの最大の特徴としては、やはり北総車が京成本線を走るということであろう。船橋方面への定期運用を持たない北総車が、京成本線高砂以東を走るという珍しいシーンが展開される。また、高砂において進行方向が変わるのも特徴的。進行方向が変わる列車と言えば、京急のD特急1)がすぐに思い浮かぶが、都営浅草線を挟んでこちら側にも不定期ながら進行方向の変わる列車はあるのだ。

  • 1)羽田空港~横浜方面の特急。京急蒲田で進行方向が変わる。

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