KSWeb

鉄道やバスなど、公共交通に関するディープな話題をお届けしています。

etc...

エトセトラ

2010.05.15

言うなれば、孤高の存在。

D06487.jpg
▲午前中で唯一、下り方向に走る快特列車

[土休日]759K 快特成田空港
始発:羽田空港716 → 終着:成田空港910
ダイヤ:2006.12.10改正
備考:品川まで急行、押上まで(飛)快特

前回のダイヤ改正においても消滅してしまった珍列車を扱ったので、今回も改正直前なので、今度のダイヤ改正で消滅してしまう列車を取り上げてみる。土休日759Kは、土休日の朝に1本だけ設定されている快特成田空港行である。平日とあわせても午前中の下り「快特」はこの列車のみとなっているのが、珍列車たる所以である。

この列車は京成線に「快特」が設定された2006年10月のダイヤ改正から登場しており、早朝の成田空港アクセスの役割を担っていた。そのため、都営浅草線内を「(飛)快特」として運転されるのが特徴であった。平日の夕方ラッシュ時に「(飛)快特」→「快特」という列車は何本か存在するが、これは東葉高速線を意識した所要時間短縮が主眼であるので、769Kは純粋に空港アクセスのための「(飛)快特」→「快特」となる唯一の列車であったと言える。

それ故に、京急線内が「急行」というのが悔やまれるところである。京急線内から「(飛)快特」であれば、かつての空港間連絡特急を彷彿させる列車になっていただろうが、これが「急行」になっているということは逆に、空港間の移動はあまり考えておらず、あくまで都心からの成田空港アクセスに焦点を当てた列車であるということであるということがわかるのである。

ダイヤ改正後は、佐倉行となり、種別も品川から「快速」となる。

関連記事

四直珍列車研究 34 - 平日 1530H

5月16日実施の改正ダイヤだが、7月の成田スカイアクセス開業までの繋ぎのものなのか、珍列車がとても多いダイヤというのが個人的な印象である。今回の記事で取り上げる1530Hもその1本で...

四直珍列車研究 34 - 平日 1530H
四直珍列車研究 32 - 平日 872K

1本だけ行先の異なる朝の通勤特急。2002年10月のダイヤ改正で朝ラッシュ時の運行体系が大幅に変更され、それまで「特急」と「急行」だったのが、「特急」とこのとき新設された「通勤特急」となった...

四直珍列車研究 32 - 平日 872K
四直珍列車研究 31 - 平日 841T

京急線内で完結する都営車の特急列車。以前の記事で金沢文庫出庫の特急新逗子行を取り上げたが、今回の記事で扱う841Tはその折返しとなる列車である。そもそも、都営車の特急自体の本数が少ないため...

四直珍列車研究 31 - 平日 841T
四直珍列車研究 30 - 不定期回送 89N

このシリーズで取り上げてきたのは珍列車と言えどもあくまで定期列車。今回はちと反則かもしれないが、本当に珍しい不定期回送の89Nである。まぁシリーズ30回記念ということで...

四直珍列車研究 30 - 不定期回送 89N
四直珍列車研究 29 - 土休日 753

土休日の朝に1本のみ設定されている4両編成の宗吾参道行である。現行ダイヤにおいて4連は高砂・津田沼を中心に運用されており、それと京成の車両運用の総本山である宗吾へ車両を送るための列車となっている...

四直珍列車研究 29 - 土休日 753

京成珍列車