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エトセトラ

2010.05.31

長沼車庫で開催されたリバイバル1007編成の撮影会だが、合わせて同車庫に保存されているデワ1も展示された。

5月に開催される「静岡ホビーショー」に合わせての車庫公開や、8月の「静鉄電車まつり」にて展示されることの多いデワ1、いつかはこの目で拝見したいと思っていたのだが、スケジュールが合わずなかなか実現できずにいた。今回の撮影会はその名も「1007号撮影会」だったから、デワの出番は無いだろうと思っていただけに嬉しいサプライズ。しかも、今回はしっかりとパンタグラフを上昇させた状態での展示である。

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▲長沼車庫で静態保存されているデワ1形デワ1
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▲リバイバルの1007編成とともに展示

このデワ1だが、かつては貨物輸送に使用されており、当時静鉄に在籍していた無蓋貨車を連ねて静岡名産のお茶などを清水港に運んでいたそうである。トップナンバーである"1"が付番されているが、これは後年に改番されたものであり、当時はデ10を名乗っていた。このデ10形は3両在籍(デ10〜デ12)していたとのことで、当時はデワ1と同じようなのが3両いたわけである。貨物輸送廃止後は、主に工事用に使用されていたというから、デ10→デワ1に改番したのは用途が変更されたこの頃だろう。

このデワ1、今でも自走可能らしいが、庫への出し入れは職員さんの手押しによって行なわれた。手押しによる鉄道車両の移動はAE形で見たばかり。

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▲「せ〜の!」の掛け声とともに庫内に運ばれるデワ1

前述のとおり、デワ1は事あるごとに展示されことの多い車両だが、過去には「工事」看板の掲出や無蓋貨車ト1・2を繋げた状態での展示もあったようなので、折を見て車庫公開に再び訪れてみたい。いずれにせよ、今回は収穫多き撮影会であった。