KSWeb

鉄道やバスなど、公共交通に関するディープな話題をお届けしています。

etc...

エトセトラ

2010.05.05

宗吾車両基地に到着したAE形だが、その日のうちに搬入作業が行なわれた。搬入作業は車体をクレーンによって吊り下げるなどの危険な作業が伴うため、夜が明けて空が明るくなってからの作業となっている。

搬入作業の主に車体と台車を結合させることで、付随する牽引装置やヨーダンパの取付を行なった。作業はAE形の持ち主である京成電鉄の車両部ではなく、東急車輛から出張してきた作業員数名が作業にあたっている(※今回の車両は東急車輛製)。車体と台車をくっつけてから引渡すとなどという内容の契約になっていると思われ、京成電鉄車両部の職員は作業を見守るだけであった。

以下に、搬入作業の様子を時系列に並べることにする。

D05425.jpg
▲車両基地に到着したAE形は作業場所で待機、作業開始を待つ
D05429.jpg
▲作業開始、陸送で足となったポールトレーラーを抜くために車体を吊上げ
D05442.jpg
▲車体の下で牽引装置の取付を行なう
D05434.jpg
▲合わせてAE形が履く台車も準備される
D05448.jpg
▲車体を台車に載せる瞬間、緊張の場面
D05452.jpg
▲1両目の作業終了、続く2両目の作業場所を確保するため車両を人力で移動
D05454.jpg
▲2両目の作業に入るため、車体が作業場所に移動される
D05583.jpg
▲全体の作業後、車両部のモーターカーで屋内に移動

陸送が1晩で2両ずつだったので搬入作業も1日で2両を実施、4日かけて1編成8両が搬入された。作業は1両につき概ね1時間半程度、2両で合わせて3時間程度であった。

◆ ◆ ◆

横浜あたりから追いかけたAE形の陸送、車両が無事に宗吾車両基地に取り込まれたことを確認して、終了とさせていただく。

(完)

関連記事

京成線 2010年7月17日ダイヤ改正 祝・成田スカイアクセス開業

ついに・・・この日がやってきた。成田スカイアクセス線の開業である。この記念すべき日をどのように迎えようかと思案したが、京成好きの端くれとしてここはやはり新生スカイライナーの1番列車である...

京成線 2010年7月17日ダイヤ改正 祝・成田スカイアクセス開業
AE形陸送 ~ 130kmの軌跡 5 - 最後の難関

昨年5月にAE1編成が印旛車両基地に陸送された時、私はAE形を宗吾車両基地へ陸送するのは不可能ではないのかという説を示したが、その根拠がまさに今回掲載する宗吾車両基地付近の狭隘道路だったわけで...

AE形陸送 ~ 130kmの軌跡 5 - 最後の難関
京成AE形陸送 ~ 130kmの軌跡 4 - 江戸橋一丁目の大右折

東急車輛からの陸送におけるハイライトと思われる、江戸橋一丁目交差点。泉岳寺付近より都営浅草線をトレースするように北上してきたAE形の陸送は、江戸橋一丁目交差点にて永代通りへと進路を変えるのだが...

京成AE形陸送 ~ 130kmの軌跡 4 - 江戸橋一丁目の大右折
京成AE形陸送 ~ 130kmの軌跡 3 - @港区札の辻

「左手に見えますのは、東京タワーでございま~す。」 横浜市内ではランドマークタワーを背景に撮影してみたが、都内では札の辻交差点で東京タワーとAE形のコラボを狙ってみた。とは言え、時刻は草木も...

京成AE形陸送 ~ 130kmの軌跡 3 - @港区札の辻
京成AE形陸送 ~ 130kmの軌跡 2 - @蒲田踏切

箱根駅伝ではお馴染み、京急空港線の京急蒲田(空)第1踏切。駅伝ランナーもここを通るが、AE形も通る。ただ、電車はとっくに終わっており、足止めの心配がほとんど無いことが、駅伝ランナーとは違う点だ...

京成AE形陸送 ~ 130kmの軌跡 2 - @蒲田踏切