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エトセトラ

2010.06.20

惜別・急行スペシャル、その4は京急2100形の急行列車である。以前、京急2100形の珍列車である401Aを取り上げたが、今回は401Aから運用の繋がる平日601H・土休日501Hを見てみよう。

D06605.jpg
▲2100形唯一の定期急行列車

[平日]601H 急行品 川
始発:羽田空港611 → 終着:品 川634
ダイヤ:2006.12.10改正
備考:2100形で運転

[土休日]501H 急行品 川
始発:羽田空港559 → 終着:品 川619
ダイヤ:2004.10.30改正
備考:2100形で運転

401Aで羽田空港に来た2100形は品川行となって折り返すことになるのだが、この平日601H・土休日501Hも珍列車で、2100形で見られる唯一の急行列車であった。羽田空港〜品川・日本橋方面の列車が快特((飛)快特含む)と急行の2本立てに整理された2003年7月のダイヤ改正で登場しており、それ以前は平日615C、土休日601Cとして特急での運転となっていた。急行格下げ直後は列番の「C」を「H」にしただけの平日615H、土休日601Hとして運転されていたが、その後土休日601Hは2004年10月のダイヤ改正で運転時間を15分ほど繰り上げて501Hに、平日615Hは2006年12月のダイヤ改正で列番を601Hにそれぞれ変更して表題の列番となった。2006年12月以降は特に変化なく2010年5月のダイヤ改正まで走っていた。

2010年5月のダイヤ改正で平日601Hが運転時間繰り上げで501Hに変更の上、エアポート急行泉岳寺行に、土休日501Hはエアポート快特品川行601Aとなっている。珍しい2100形の急行は惜しくも消滅してしまったが、前者は2100形唯一のエアポート急行、後者も同じく唯一のエアポート快特ということで、これらも折を見て珍列車の1つとして紹介したい。

当列車の設定当時、2100形が急行で走ることや、車両そのものが浅草線に直通できないにもかかわらず運番に「H」を表示する列車として401A登場時同様に話題になったものだった。2100形の急行は平日501H・土休日601H以外に設定されず、また2010年5月のダイヤ改正において急行そのものが消滅してしまっているので、現時点で史上唯一、最初で最後の2100形の定期急行列車となっている。

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