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エトセトラ

2010.08.23

4両編成のC特急。

N01978.jpg

京急1500形 1549編成
2006.8.13/雑 色

▲土休日に1本だけ運転されていた4連のC特急

[土休日]944C 特急京急川崎
始発:羽田空港928 → 終着:京急川崎942
ダイヤ:2004.10.30改正
備考:羽田空港〜京急蒲田間:945C

京急では、2002年10月のダイヤ改正より羽田空港〜横浜・横須賀方面を直通する4連の通称"D特急"を運転していたが、今回はこの系統の珍列車を取り上げてみる。土休日に運転されていた945C→944Cである。2004年10月のダイヤ改正でお目見えしている。

この列車、羽田空港駅で945Cとして折り返す前は、京急川崎まで本線の快特または特急にぶら下がった後、945D〜944Dとして羽田空港まで向かうのは他の"D特急"と同様であり、羽田空港で折り返した後も特急として京急川崎まで走るのもこれまた他の"D特急"と変わらない。他の"D特急"と明らかに違うのはその後である。京急川崎で快特に連結することなく、普通金沢文庫行となって本線を下ってしまう。この20分前の列車も、20分後の列車も快特に増結するのに、である。結果的に、快特に連結して横浜・横須賀方面に直通する列車ではないため、列番に付するアルファベットが"D"ではなく"C"となっているのが特徴で、増解結に絡まずに4連のまま完結する特急となっていた。

なぜにこの列車だけ京急川崎で快特に連結しないかと言えば、京急川崎以南で10分に2本運転されている普通列車に回す車両の確保のようである。この列車が京急川崎から普通金沢文庫行にならなければ、このサイクル(1サイクル=10分)だけ普通列車が10分に1本となってしまう。羽田空港からの横浜・横須賀方面直通特急が1本犠牲となるが、普通列車の本数確保を優先させたかったようである。

なお、2006年10月の改正で同じような羽田空港始発京急川崎行の4連特急が登場しているが、こちらは754DXという列番で、横浜・横須賀方面に直通しないにもかかわらずな"D特急"のままであった。754DXは京急川崎止だからといって京急川崎で普通列車になるわけではなく、そのまま回送で新町に入庫する運用であった。同じ羽田空港始発京急川崎行の4連特急でも、京急川崎から普通列車になるかならないかで列番の"C"と"D"を使い分けていた。

この4連C特急、D特急になることなく、2010年5月のエアポート急行登場の影響で消滅した。

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