KSWeb

鉄道やバスなど、公共交通に関するディープな話題をお届けしています。

etc...

エトセトラ

2010.11.02

遅刻の常習犯・・・

D07514.jpg

京急600形 601編成
2010.7.7/津久井浜

▲平日に1本のみ存在していた三崎口始発の特急佐倉行
  • [平日]717H 特急佐 倉
  • 始発:三崎口741 → 終着:佐 倉1032
  • ダイヤ:2007.12.2修正
  • 備考:品川から快速
  • 成田スカイアクセス線が開業した現在も、走行線区は違えど高砂以東に直通してくる平日17H運行。特に2007年12月ダイヤ修正では、特急佐倉行という列車がお目見えした。この717H特急佐倉行登場のカラクリは以前に掲載した記事に譲るが、三崎口始発の佐倉行という平日に1本のみの珍列車となっていた。

    この717Hはいかんせん問題児であった。言うなれば遅刻の常習犯・・・。遅延が発生しやすい朝のラッシュ時間帯の真っ只中を走り抜け、かつ長距離を走る列車ということで、遅延による途中駅(ほとんどの場合が高砂)での運転打ち切りがたびたび発生していた列車であった。遅延している717Hを高砂にて運転打ち切りにし、別の車両を717Hの定刻に合わせて高砂始発で出してしまうことで遅延を解消させるという定番の運転整理となっていたが、このことにより京成本線高砂以東では見られないはずの600形以外の京急車が半ば定期的に佐倉方面に乗入れてきていたのは、これも過去の記事でご紹介した通りである。

    なお、上に掲載している画像が23H運行となっているのは、2010年5月ダイヤ改正以降に撮影したため・・・となっている。同改正から成田スカイアクセス線が開業となる2010年7月ダイヤ改正まで、短期間ながら723Hを名乗っていた。2010年7月ダイヤ改正でこの723Hは青砥止となるが、その直後を走る新717Hが成田スカイアクセス線経由の特急(品川からアクセス特急)成田空港行となっており、2001年9月より続いている17H運行の京成線高砂以東直通は残存する形となった。

    N08651.jpg

    京急600形 606編成
    2008.2.20/実 籾

    ▲京成線内は快速として運転

    余談ながらこの717H、遠方から・・・特に京成方面からの撮影者泣かせの列車となっていた。金沢文庫で前に品川止の4両を増結するために、特急佐倉の表示を撮ろうとするには金沢文庫以南で撮影しなければならなかった。撮影が列車の消滅間際となっているのは、そのような事情があるため・・・と言い訳しておく。

関連記事

四直珍列車研究 45 - 平日 1412T・1640T

過去ネタになってしまうが、都営車の京急線内列車2題。平日の午後に新町検車区を出庫していた2本の都営車である。この頃、新町検車区で昼寝をする都営車の運用が2本(13Tと41T)設定されており...

四直珍列車研究 45 - 平日 1412T・1640T
四直珍列車研究 43 - 平日 543T

新町出庫のT運用である平日543Tは以前にも取り上げたが、2010年5月のダイヤ改正で動きがあったので、再び取り上げてみる...

四直珍列車研究 43 - 平日 543T
四直珍列車研究 42 - 土休日 944C

4両編成のC特急。京急では、2002年10月のダイヤ改正より羽田空港〜横浜・横須賀方面を直通する4連の通称"D特急"を運転していたが、今回はこの系統の珍列車を取り上げてみる...

四直珍列車研究 42 - 土休日 944C
四直珍列車研究 41 - 平日・土休日 21AE10

AE100形のスカイライナーも今日が最後。とは言っても、スカイライナーの写真を単に載っけただけでは芸がないので、当サイトでは改正前に恒例となっている消える珍列車として扱ってみよう。20数年間...

四直珍列車研究 41 - 平日・土休日 21AE10
四直珍列車研究 40 - 土休日 671K

惜別・急行スペシャル、その6。ダイヤ改正も間近に迫ってきているので、惜別・急行スペシャルはこの列車をもって一旦〆にしようと思うのだが、トリを飾るのは京成車の珍急行...

四直珍列車研究 40 - 土休日 671K

最新記事

京急大師線 干支ヘッドマークのない正月

京急大師線の少し寂しいお正月。1899年1月に開業した大師電気鉄道に始まり、現在も川崎大師への参拝の足として親しまれている京急大師線。2022年正月、そんな大師線に異変が生じている。毎年恒例の...

京急大師線 干支ヘッドマークのない正月
新京成電鉄 干支ヘッドマーク(2022年)

あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。新京成電鉄では、今年も毎年恒例の干支ヘッドマークの掲出を行った。今年で14年目となるヘッドマークの干支は「寅」。干支...

新京成電鉄 干支ヘッドマーク(2022年)
北総7800形7838編成 登場

北総7800形にまさかの4本目の編成が登場。12月中旬より北総7800形7838編成が登場している。同編成はこれまでの7800形と同じく京成3700形のリース車両で、車両番号の変更は次の通り...

北総7800形7838編成 登場
京成3050形3054編成・3055編成 京成カラーに変更

京成3050形3054編成と3055編成、京成カラーになる。12月上旬より京成3050形3054編成と3055編成がオレンジ色のアクセス線カラーから赤と青の京成カラーに変更され、運用に入っている...

京成3050形3054編成・3055編成 京成カラーに変更
2021年 四直界隈10大ニュース

2021年がまもなく終わろうとしている。というわけで、「2021年四直界隈10大ニュース」と題して2021年に都営浅草線を筆頭とした京成線、京急線、北総線のいわゆる四直界隈で起こったできごとを...

2021年 四直界隈10大ニュース

京急珍列車