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エトセトラ

2011.06.04

珍事、再び。

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京急新1000形 1137編成
2011.6.3/新馬場

▲都営車の代わりに成田に向かう1137編成

6月3日、31Tに京急新1000形1137編成が充当した。31Tを京急車が代走するのは2月2日以来2度目のことで、今回も所定の都営車のトラブルが原因となっている模様。代走車は1137編成で、偶然にも2月の代走の時と同じ編成が充当された。

なお代走した1137編成だが、翌4日に71H充当の目撃情報が出ていることから、少なくとも前日のうちに何らかの方法で新町検車区まで戻した可能性が高い。その後、1137編成は570Hの久里浜で車両交換され、久里浜車両管理区まで戻っている。

◆ ◆ ◆

前回の代走の時は撮影に徹したが、今回は乗ってもみた。以下に1930T快速西馬込行における走行音を掲載する。

京急新1000形デハ1143 東中山→八幡

新1000形の京成本線高砂以東への乗入れは10次車登場以前は代走で、以後は定期運用で見られたものだが、その回数は定番の600形と比較すると圧倒的に少なく、京成線内で聞かれる三菱IGBT-VVVFのサウンドはやはり違和感あるものである。

京急新1000形デハ1143 小岩→高砂

高砂での乗換案内で成田スカイアクセス線が案内されるということは、この走行音が京急車の京成本線高砂以東乗入れが消滅した2010年7月以後のものであるということを示している。

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