KSWeb

鉄道やバスなど、公共交通に関するディープな話題をお届けしています。

Article

記事

2011.07.04

以前、平日の金沢検車区出庫の特急新逗子行を取り上げたが、今回取り上げるのは土休日の金沢検車区滞泊明けの525Tである。

D06800.jpg

都営5300形 5309編成
2010.5.16/八丁畷

▲土休日の金沢出庫車は特急羽田空港行から1日の運用をスタートする
  • [土休日]525T 特急羽田空港
  • 始発:金沢文庫542 → 終着:羽田空港622
  • ダイヤ:2006.12.10改正
  • 備考:京急蒲田〜羽田空港間:624T

平日の金沢検車区出庫は朝ラッシュが終わりかけた頃にのんびりと車庫を出ていく運用であったが、土休日の出庫は随分と早起きで、401Aに続く2本目の早朝羽田空港行優等列車として運用がスタートする。元々泉岳寺行だった列車を2002年10月のダイヤ改正で羽田空港行に変更するカタチで登場しており、2006年12月のダイヤ改正より現行の列番となっている。

京急線内を特急羽田空港行として走る都営車は、2004年10月のダイヤ改正以前に羽田空港〜北総線系統で多数見られたが、現在はこの1本のみである。都営車の特急羽田空港自体もこの525Tと、京成押上線内で見られる平日546Tの合わせて2本のみ。都営車の羽田空港行はたくさん見られるが、特急として走る列車は極めて少数派となっている。

関連記事

四直珍列車研究 49 - 土休日 601A

短命に終わる2100形のエアポート快特。土休日601Aは、2010年5月のダイヤ改正で登場した珍列車である。2100形の急行であった501Hが2010年5月の改正で格上げされたもので、2100形...

四直珍列車研究 49 - 土休日 601A
四直珍列車研究 47 - 平日 1613A

2010年5月以降のエアポート快特を象徴する列車だと思う。エアポート快特と言えば都営浅草線内に通過駅がある種別であり、京急線内のエアポート快特は浅草線直通の羽田空港発着の快特のうち、浅草線内を...

四直珍列車研究 47 - 平日 1613A
四直珍列車研究 46 - 土休日 1965K

ソウゴサンドウってどこですか・・・。土休日の夜に1本だけ設定されていた快特宗吾参道行である。元々1973K快特芝山千代田行として運転していたものを2005年10月のダイヤ修正で宗吾参道行に変更...

四直珍列車研究 46 - 土休日 1965K
四直珍列車研究 45 - 平日 1412T・1640T

過去ネタになってしまうが、都営車の京急線内列車2題。平日の午後に新町検車区を出庫していた2本の都営車である。この頃、新町検車区で昼寝をする都営車の運用が2本(13Tと41T)設定されており...

四直珍列車研究 45 - 平日 1412T・1640T
四直珍列車研究 44 - 平日 717H

遅刻の常習犯。成田スカイアクセス線が開業した現在も走行線区は違えど高砂以東に直通してくる平日17Hだが、2007年12月に実施されたダイヤ修正で特急佐倉行という列車がお目見えした...

四直珍列車研究 44 - 平日 717H

最新記事

2025.05.05

北総9100形 デビュー30周年記念ヘッドマークを掲出

走り続けて30年。北総鉄道では、4月1日に同社が管理を行っている9100形がデビュー30周年を迎えたことを記念して、ヘッドマークの掲出を実施している。ヘッドマークを掲出しているのは9100形の...

北総9100形 デビュー30周年記念ヘッドマークを掲出

2025.04.30

京成線 駅別乗降人員ランキング(2024年度)

2024年度の京成線の駅別乗降人員ランキング! 京成線の全69駅において、どの駅の利用が多いのか少ないのか。京成電鉄が毎年公表しているデータを基に、2024年度の駅別乗降人員をランキング形式で...

京成線 駅別乗降人員ランキング(2024年度)

2025.04.26

京成電鉄バスグループ バス事業の大再編を実施

表現するならば、「激震」。4月1日、京成グループでは傘下のバス事業会社の再編を実施した。京成電鉄の完全子会社となる京成電鉄バスホールディングスを持株会社として新たに設立。その上でグループ15社...

京成電鉄バスグループ バス事業の大再編を実施

2025.04.20

北総9800形 臨時特急「ほくそう春まつり号」運転(2025年)

今年も春がやってきた4月20日、臨時特急「ほくそう春まつり号」が運転された。同日に北総鉄道がイオンモール千葉ニュータウン提携駐車場で開催するイベント「ほくそう春まつり」に合わせて運転される恒例の...

北総9800形 臨時特急「ほくそう春まつり号」運転(2025年)

2025.04.15

京成グループ 車両の動き(2024年度)

京成グループにおける2024年度の車両の動きをまとめてみよう。2024年度の車両の動きの目玉は、やはり3100形以来6年ぶりの新型車両となる3200形が登場したことであろう。今年度は日本車両製の...

  • 京成
  • タグはありません
京成グループ 車両の動き(2024年度)