2012.03.31
2009年から運転され、毎年恒例になりつつある臨時特急「ほくそう春まつり号」が31日に運転された。
今年の「ほくそう春まつり号」は何と、八千代台始発千葉ニュータウン中央行として運転され、高砂で進行方向が変わる列車となった。車両は北総9100形9128編成が使用され、7500形と9000形に掲出されている「ほくそう春まつり」ヘッドマークとは別の、北総鉄道の創立40周年をより強調したヘッドマークを貫通扉に掲出しての運転となった。9100形の京成本線高砂以東における営業運転はもちろん初めてのことであり、高砂以東から北総線への直通営業列車も初めてのことである。
昨年の押上始発として企画された「ほくそう春まつり号」は東日本大震災の影響で運転中止となってしまっており、今年はこのリベンジで十分だろうと思っていた矢先、北総鉄道のプレスリリースに記載されていた八千代台始発の文字には驚いたものだった。飽きがこないように、新しいパターンの列車を運転させようという姿勢には頭が下がる思いである。
なお、31日は首都圏で強風による荒天に見舞われ、昨年に続き「ほくそう春まつり」は残念ながら中止となってしまった。2年連続で中止となってしまったわけだが、今年は臨時特急だけでも走ったことがせめてもの救いだろうか。
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