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2013.05.06

4年前の連休に訪れた大糸線の写真を出してみようと思う。

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JR西日本キハ52形 キハ52 115+キハ52 125
2009.5.1/南小谷〜中土

▲北アルプスをバックに走る大糸線のキハ52形

4年前、2009年の大糸線と言えば、キハ52形がまだ現役であった。南小谷から北の、JR西日本が運行する区間ではキハ52 115と125、156の3両で運用されており、それぞれ異なる国鉄色にリバイバルされて運用に入っていた。この頃、キハ52形の引退は未発表であったが、老朽化著しいキハ52形はいつ引退してもおかしくない状況であった。

この当時、大糸線を管轄するJR西日本糸魚川地域鉄道部では公式Webサイトでキハ52形の運用を公開しており、お目当ての色のキハ52形が捕まえやすい状況にあった。それによると、通常は単行で運転されるキハ52形だが、連休ということで115"標準色"と125"旧塗装"が2両編成で走るとのことで、156"首都圏色"と合わせて3両を確実におさえられることが分かり、撮影に行くなら今でしょということで、大糸線に向かったのであった。

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JR西日本キハ52形 キハ52 115+キハ52 125
2009.5.1/小滝〜根知

▲姫川に沿って走る大糸線はこの川を何度か渡る
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JR西日本キハ52形 キハ52 115+キハ52 125
2009.5.1/根知〜頸城大野

▲南小谷からトンネルをいくつか越えて糸魚川へ

普段はピンポイントで撮影することが多いのだが、このときばかりは2日間かけてガッツリとキハ52形を追いかけ回した。私が大糸線を訪れた5月1日と2日は非常に天気にも恵まれて、気候もよく、これ以上無い撮影日和であった。

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