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エトセトラ

2013.10.19

京成電鉄では10月26日に、平日の通勤時間帯の修正が主な内容のダイヤ修正を行なう。今回のダイヤ修正について、京成電鉄と直通各社のプレスリリース、および20日発売の京成時刻表Vol.26-2(10月26日ダイヤ修正号)を参照しながら、今回のダイヤ修正における変更点を考察してみよう。

本稿では、2012年10月21日におけるダイヤを「現行ダイヤ」、2013年10月26日におけるダイヤを「修正ダイヤ」などと記すことにする。また、種別における飛行機マークを「(飛)」と記している。

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京成3700形 3858編成
2008.12.6/菅野〜八幡

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▲今回のダイヤ修正で消滅となる飛行機マーク付の(飛)快速
1.最終の上りスカイライナーの時刻繰下げ

現行ダイヤで成田空港を22時18分に発車する上りの最終スカイライナーの時刻を12分繰下げ、22時30分発とする。近年増加傾向にあるLCC利用者の利便性を考慮した修正となっている。

2.650K快速特急羽田空港行を速達化

現行ダイヤの650K快速特急羽田空港行は都営浅草線内を急行、京急線内をエアポート急行での運転となっているが、修正ダイヤでは都営浅草線内がエアポート快特、京急線内が快特となり、終着駅時点で約13分の短縮が図られる。これに合わせて、都営車の担当(606T)へ変更される。始発駅が成田となるが、代わりに6A04が成田空港始発となって、現行650Kとほぼ同じスジのまま成田まで運転して接続をとるため、成田空港からの乗客も当列車を利用できる。

京成電鉄のプレスリリースの記載の通り、「朝通勤時間帯では初となる、都営浅草線内エアポート快特となる『快速特急』」となっている。京成電鉄では、都営浅草線内をエアポート快特で走る上り列車に対して飛行機マークを付しているため、この列車の設定で「(飛)快速特急」の誕生か?! と思われたが(注:「(飛)快特」にあらず)、今回のダイヤ修正で飛行機マークをそのものの使用を取りやめてしまうため(詳細は後述)、「(飛)快速特急」は幻となってしまった。なお、都営車の京成線上り快速特急も初めての設定である。

3.18時台下りに快速特急を1本増発

夕方ラッシュ時間帯において、現行ダイヤで18時台前半に快速特急が約20分開いている箇所があるところ、そこに快速特急を1本新設し、17時台から20時台まで都営浅草線からの快速特急が概ね10分間隔での運転となるように改める。現行ダイヤではこの時間帯に上野始発の快速成田空港行17A09が運転されているが、これを快速特急に格上げし、都営浅草線からの列車にしたもの、と言える。その代わり、現行1701Kアクセス特急成田空港行が西馬込始発から上野始発に変更となる。要するに、都営浅草線からのアクセス特急と上野始発の京成本線快速の始発駅を入れかえて、上野始発のアクセス特急と都営浅草線からの京成本線快速特急にした、ということである。

4.20時台下りに都営浅草線内エアポート快特からの快速特急を1本増発

現行ダイヤの1979Kを、修正ダイヤでは都営浅草線内エアポート快特として運転する(現行は快特)。現行1979Kは京成津田沼でイブニングライナーに追いつかれて待避を行なってるが、都営浅草線内をエアポート快特で走って所要時間を短縮する分、終着駅までイブニングライナーから逃げ切ることができるようになるため、押上時点で約4分、八千代台時点で約7分の短縮となる。

5.種別における飛行機マークの使用取り止め

前述のように、京成電鉄では都営浅草線内をエアポート快特で走る上り列車に対して種別に飛行機マークを付けて差別化を図っていたが、今回のダイヤ修正でその使用を全面的に取りやめる。直接の原因は上記2.の「都営浅草線内エアポート快特となる快速特急」の設定にあると思われ、飛行機マークを使い続けるのであれば「(飛)快速特急」の設定が必要となるが、種別幕にそれを追加しようにも種別幕はすでに満杯、ならば飛行機マークそのものを使うのをやめちゃえ、ということなのだろう。よって、「(飛)快速」と「(飛)アクセス特急」は今回のダイヤ修正で消滅、1998年11月の京急線羽田空港駅開業に伴うダイヤ改正から使われてきた飛行機マークは、京成線内では見納めということになった。

◆ ◆ ◆

以上、10月26日のダイヤ修正をざっくりと概観した。今回のダイヤ修正もやはり、珍列車と呼べるような列車も多数現れているが、それは別途紹介していくことにしよう。

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