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2014.01.19

都営バス運行開始90周年の旧塗装ラッピングバスが一堂に会するって言うんで、深川車庫に行ってみた。

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都営バス M191号車ほか
2014.1.18/深川自動車営業所

▲都営バス運行開始90周年の旧塗装ラッピングバス5台

1月18日、都営バス深川自動車営業所で90周年記念旧塗装ラッピングバスの撮影会が行われた。都営バスは今年で運行開始から90周年を迎えるということで、5台のバスに歴代の塗装を模したラッピングをそれぞれの車両に施したが、今回の撮影会ではその5台が一度に見られる貴重な機会となった。旧塗装ラッピングバスになった5台は以下のとおり。

  • M191:1950年代の旧塗装
  • M190:1960年代の旧塗装
  • M205:1970年代の旧塗装、いわゆる美濃部カラー
  • M202:不評で短命だった黄色と赤の旧塗装、いわゆる鈴木カラー
  • M128:1980年代から最近までの旧塗装、いわゆるナックルライン

旧塗装ラッピングは巣鴨自動車営業所の車両2台、渋谷自動車営業所の車両3台に実施されている。このほか、巣鴨自動車営業所のM187号車に都営バス歴代の車両の写真を並べた90周年記念のラッピングが行われており、都営バス運行開始90周年記念関連のラッピングバスは旧塗装ラッピングを含め全部で6台となっている。また、撮影会としては90周年記念のラッピングバス6台のほか、深川自動車営業所のY480号車とF451号車も並べられ、全8台の超豪華並びとなっていた。

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都営バス M191号車
2014.1.18/深川自動車営業所

▲1950年代の旧塗装となったM191号車
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都営バス M190号車
2014.1.18/深川自動車営業所

▲1960年代の旧塗装となったM190号車
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都営バス M205号車
2014.1.18/深川自動車営業所

▲青とクリームのいわゆる美濃部カラー
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都営バス M202号車
2014.1.18/深川自動車営業所

▲不評なカラーリングで短命だったいわゆる鈴木カラー
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都営バス M128号車
2014.1.18/深川自動車営業所

▲ノンステップバスの増加により自然消滅したナックルライン

現行モデルの車両が、幼いころに図鑑で見た旧い塗装を纏うというのはとても素晴らしい。都営バスだけでなく、昨今のバス界隈は一時期の鉄道のように、旧塗装のリバイバルが実にアツい。写欲が・・・。

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