2014.02.09
芝山鉄道所属の3540編成が成田空港一色に。
2013年5月中旬より、芝山鉄道所属の3540編成が「成田空港開港35周年記念」の広告電車となっている。2013年5月20日に開港35周年を迎えた成田国際空港による広告貸切電車で、車外には同空港のマスコット「クウタン」が描かれたラッピングを貼付、車内には成田空港の35年間をつづった広告が掲載されており、文字通り成田空港一色といった感じである。
特筆すべきは車内の広告ジャックで、今回の「成田空港開港35周年記念」広告電車は中吊りや窓上、ドア横のポスターはもちろんのこと、窓やドアに貼られる広告ステッカーまでもジャックしているのが特徴。広告ジャックは京成車でもなされることがあるが、ジャックするのは中吊り・窓上・ドア横のポスターくらいまでで、窓やドアに貼られる広告ステッカーは別の広告であることが多い。このような芸当ができるのは、3540編成が芝山鉄道の車両であり、広告主の成田国際空港が芝山鉄道の筆頭株主だからだろうか。ひとつの広告で統一された車内は気持ちがよい。
しかしながら、3540編成は4両編成のため、成田空港駅に入線する機会がないのが残念だ。空港の直下(東成田)には行くのだが・・・。
- ツイート
- #
- 芝山鉄道
- ラッピング
関連記事
芝山鉄道3500形 京成金町線を走る
京成金町線を走る3500形。一見すると何ら変哲のないごく普通の日常のように映るけれども、よく見たら番号が3540だし、車体の側面には緑色のプレートと成田空港の広告がチラチラ見えとるし...
芝山鉄道3500形 京成カラーのままで全検出場
芝山鉄道カラー、消ゆ。3月3日、3500形3540編成が宗吾工場を出場、八千代台〜芝山千代田間で試運転を行なった。今回の検査でついに緑と赤の芝山カラーの3500形が登場かと思われたところ、従前の...
京成3600形3618編成 全検出場、京成カラーに復帰
京成3600形3618編成、ようやく京成カラーに復帰。12月27日、京成3600形3618編成が宗吾工場を出場、試運転を行なった。全検出場となっている。3618編成は2002年より芝山鉄道所属...
芝山鉄道3500形 登場
芝山鉄道による壮大なエイプリルフールネタである(違) 芝山鉄道の3月29日付けのプレスリリースの通り、4月1日をもって芝山鉄道の所属車両が変更となった。京成3500形3540編成が芝山鉄道...
芝山鉄道3600形3618編成 営業運転開始
芝山鉄道所属の3600形が登場。10月27日、芝山鉄道線東成田〜芝山千代田間の開業に合わせて、同社に所属する3600形3618編成が営業運転を開始した。芝山鉄道線の開業を祝うヘッドマークが掲出...
最新記事
京成グループ 車両の動き(2023年度)
京成グループにおける2023年度の車両の動きをまとめてみよう。まずは京成。ここ数年は列車無線のデジタル化に伴う予備車の存在や2度にわたる脱線事故の影響などでイレギュラーな車両の動きが続いていたが...
北総7500形 「北総1期線開業45周年記念」ヘッドマーク
北総線開業45周年記念。北総鉄道では、3月上旬より7500形おいて「北総1期線開業45周年記念」ヘッドマークの掲出を行っている。表題のとおり北総1期線(新鎌ヶ谷〜小室)の開業45周年を記念した...
タイ国鉄 フアランポーン駅の現在
クルンテープ・アピワット中央駅に続いて、かつての中央駅、フワランポーン駅も訪ねてみた。2023年1月にバンコクの中央駅の地位をクルンテープ・アピワット中央駅に譲ったフアランポーン駅。中央駅の移転...
京成3400形 「桜に染まるまち、佐倉」ヘッドマーク(2024年)
今年も桜に染まるまち、佐倉。京成電鉄では、3月上旬より3400形3448編成において「桜に染まるまち、佐倉」ヘッドマークの掲出を行っている。佐倉市において毎年この時期に実施している観光キャン...
新京成線 2024年3月23日ダイヤ改正
新京成線、久しぶりにダイヤ改正を実施。新京成電鉄では、3月23日にダイヤ改正を実施した。平日朝における列車増発と夜間時間帯の運転間隔見直しが主な内容となっている。それぞれについて内容を見てみよう...