2014.02.03
都営新宿線の8連運用、その8は新宿行である。
都営新宿線の新宿行は多そうに見えて、実際にはあまり多くない。新宿は都営新宿線と京王線の社局境界駅であるが、運行系統としては京王新線笹塚までの運転が基本となっているからである。都営新宿線の新宿行は、都営新宿線が急行運転を行なっている日中時間帯の本八幡〜新宿間の区間列車の設定が主になっているほか、始発と終電において1本ずつと、限られた時間帯にしか見ることができない行先となっている。
このほか、京王線方面から新宿を境に区間急行から急行、急行から各停になる本八幡行や大島行が新線新宿行として運転されている(ややこしい)。しかし、現行ダイヤでは新宿で"化ける"区間急行や急行は10両編成が主体となっており、都営車8連が京王線内で新宿行で走る姿を見られる機会は、ダイヤ乱れ等において10両編成の運用を8両が代走するときに限られる。
前回の高尾山口行で取り上げた臨時列車「迎光かがやき号」の折返しが急行新宿行(新宿から各停本八幡行)となっており、これは都営車8連が京王線内を新宿行で走る姿を確実に見られる数少ないチャンスになっている。
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