KSWeb

鉄道やバスなど、公共交通に関するディープな話題をお届けしています。

etc...

エトセトラ

2014.03.19

京成3500形の8両編成に異変。

D20462.jpg

京成3500形 3528編成
2013.12.3/船橋競馬場〜谷津

▲成田方2両だけピカピカの2+4+2組成の8両編成

3500形の8両編成と言えば4+4の組成が基本であり、ごくまれに2+4+2組成のいわゆる変則8連が走るという感じであったが、昨年の12月より状況が一変している。4+4組成の8両編成が消滅し、8両編成は基本的にこれまで変則とされてきた2+4+2の編成を組むようになった。2013年12月時点における4+4組成の8両編成2本が、2+4+2組成になる過程を見てみよう。

2013年11月末の時点で、3500形は3524+3520および3536+3532の2本が8両編成となっていた。また、6両編成は3508+26-25、3528-27+3556、3548-47+3512、3544+46-45の4本、残りは4両編成である。

12月頭

[3528-27+[3556-55-54-53]
[3504-03-02-01]
[3552-51-50-49]

[3528-27+[3556-55-54-53]+50-49
[3552-51+[3504-03-02-01]

12月1日より3528-27+3556+50-49という2+4+2組成の8両編成が登場している。この時点で3本目の3500形8両であり、弱冷房車の設定があったものの過去にもあったような臨時的に組成される変則の8両編成であろうと思われた。この時に組成された3528-27+3556+50-49の8両編成は、成田方の3550-49が出場したてのピカピカ状態で、上野方の2両と成田方の2両が同一編成でないことがよく分かる8両編成であった。

余談ながら、2+4+2の8両組成はこれまでもたびたびあったが、上野方の2両と成田方の2両が同一編成でない2+4+2の8両編成の登場は珍しく、2005年2月以来の出来事であった。

3552-51+3504の6両編成は程なく3504単独の4両編成に戻っている。

12月中旬

[3524-23-22-21]+[3520-19-18-17]

[3524-23+[3520-19-18-17]+22-21]

[3536-35-34-33]+[3532-31-30-29]

[3536-35+[3532-31-30-29]
-34-33]

おそらく3500形更新車史上最大の異変かと思われる。9日ごろ、4+4の3524編成が、2+4+2の8両編成に組み換えられた。3500の2+4+2組成と言えば、2+4あるいは4+2の6両編成に2両をつなげて応急的に8両編成をつくる感じで現れることが多かったが、今回はもともと4+4だった編成をわざわざ2+4+2に組成変更していて、これまでと明らかに動きが異なるものとなっている。

さらに13日ごろ、3536編成8両が編成から2両抜かれて6両編成となった(下旬には3532編成で単独で4両編成に)。この時点で3500形から4+4の8両編成が消滅となった。

12月末

[3528-27+[3556-55-54-53]+50-49]
[3544-43-42-41]+46-45]
[3552-51-

[3528-27+[3556-55-54-53]
[3552-51-50-49]+46-45]
[3544-43-42-41]

[3532-31-30-29]
[3536-35-34-33]

[3532-31+[3536-35-34-33]+30-29]

12月頭より走っている3528-27+3556+50-49の8両編成が解除され、3532編成と3536編成から3532-31+3536+30-29というこれまた2+4+2の8連が組成された。この時点での3500形8両編成は3524-23+3520+22-21と3532-31+3536+30-29の2本となり、結局は11月末時点での4+4の8両編成2本が2+4+2の8連2本となったのであった。

◆ ◆ ◆

4+4の8両編成は、12月中旬に3536+3532が消滅してからもうすぐ4か月が経とうとしているが、現時点まで組成されていない。そもそも4+4を2+4+2に組換えていることから元の4+4に戻る気配もなく、2+4+2組成の8両編成が3500形8連における通常の組成になってしまったのかもしれない。

これまで散々、変則だのイレギュラーだの言ってきた2+4+2組成の3500形8両編成が日常の光景になるなんて、不思議なもんである。

  • 京成
  • タグはありません

関連記事

京成3500形 4+2+2組成の8両編成ふたたび

超珍事、約10ヶ月ぶりにふたたび。12月12日、京成3500形において4+2+2組成の8両編成が走った。上野方より3544+46-45+18-17という8連で、編成中に成田向きの先頭車両が3両も...

京成3500形 4+2+2組成の8両編成ふたたび
京成3500形 4+2+2組成の8両編成走る

1日限りの超珍事。2月19日、京成3500形において4+2+2組成の8両編成が走った。上野方より3544+50-49+46-45という編成で、編成中に成田向きの先頭車両が3両も入る超変則的な...

京成3500形 4+2+2組成の8両編成走る
芝山鉄道3500形 登場

芝山鉄道による壮大なエイプリルフールネタである(違) 芝山鉄道の3月29日付けのプレスリリースの通り、4月1日をもって芝山鉄道の所属車両が変更となった。京成3500形3540編成が芝山鉄道...

芝山鉄道3500形 登場
京成3500形 6両編成が久々に登場

3月31日の記事でも触れたが、3300形の4連化に伴って、3500形の6連が登場している...

京成3500形 6両編成が久々に登場
京成3500形 初のオールシングルパンタ8連

編成組み換えが可能な3500更新車に、11月1日よりオールシングルパンタの8連がお目見えしている。今回組成された編成は以下のとおり。今回組成された8連は3540編成を上野方...

京成3500形 初のオールシングルパンタ8連

最新記事

京成電鉄「2024年度 鉄道事業設備投資計画」を読む

今年も大型連休が終わり、鉄道各社から設備投資計画が発表される季節がやってきた。京成電鉄でも20日に発表があったところなので、これを読んで今後の動きを探ってみよう。2024年度における鉄道事業の...

京成電鉄「2024年度 鉄道事業設備投資計画」を読む
四直珍列車研究 133 - 平日 1101T

平日1本のみ、都営車の三社局直通特急。平日1101Tは、都営車で運転される特急京成高砂行である。2023年11月ダイヤ改正で登場した列車で、始発駅は三崎口。遠路はるばる三社局を直通する、平日1本...

四直珍列車研究 133 - 平日 1101T
東洋バス路線図 2024年5月1日版

当Webサイトでは、2023年9月の「東洋バス路線図 2023年9月1日版」と題する記事にて東洋バスの路線図を公開していたところであるが、約8ヶ月ぶりに改訂版を発行する。東洋バスでは5月1日に...

東洋バス路線図 2024年5月1日版
京成線 市川真間駅が「市川ママ駅」になる(2024年)

市川真間駅が「市川ママ駅」になる。京成電鉄と京成バスでは、4月下旬より市川真間駅において「市川ママ駅」特別装飾を実施している。駅名の市川真間の読みが「いちかわまま」であることにちなんで母の日に...

京成線 市川真間駅が「市川ママ駅」になる(2024年)
京成線 駅別乗降人員ランキング(2023年度)

2023年度の京成線の駅別乗降人員ランキング! 京成線の全69駅において、どの駅の利用が多いのか少ないのか。京成電鉄が毎年公表しているデータを基に、2023年度の駅別乗降人員をランキング形式で...

京成線 駅別乗降人員ランキング(2023年度)