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2014.03.03

芝山鉄道カラー、消ゆ。

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芝山鉄道3500形 3540編成
2014.3.3/うすい〜佐倉

▲京成カラーのまま出てきた芝山鉄道の3540編成

3月3日、芝山鉄道の所属となっている3500形3540編成が宗吾工場を出場、八千代台〜芝山千代田間で試運転を行なった。3540編成は今回の検査を機に緑と赤の芝山カラーになるかと思われたところ、従来の京成カラーのままでの出場となっている。芝山カラーの3500形を見てみたかった気がしないでもないが、今回はおあずけとなってしまった。他方、2012年度まで芝山鉄道の所属だった3600形3618編成が昨年末に京成カラーに戻されており、2002年の芝山鉄道開業時から使用されていた芝山カラーはこれにていったん消滅してしまったことになる。

3540編成は入場前より成田空港による「成田空港開港35周年記念」ラッピング電車の期間中であった。このラッピング電車は3月末までの予定となっているが、3540編成の入場によりその予定を繰り上げての終了かと思いきや、ラッピングをしたままの姿で検査を受け、そのままの状態で出場となっている。ラッピング電車はきっちりと予定通り運転するということのようだ。したがって、出場に伴う試運転にしては珍しくラッピングがされた状態での実施となった。

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