2014.04.19
平日1933Tレは、平日夜間に運転されている都営車の通勤特急成田行である。

都営5300形 5323編成
2014.4.9/八千代台
- [平日]1933T 通勤特急成 田行
- 始発:羽田空港1902 → 終着:成 田2057
- ダイヤ:2013.10.26修正
- 備考:品川までエアポート急行
京成線における2013年10月ダイヤ修正は比較的小規模なものであったが、過去に消滅した列車の復活が目立つダイヤ修正のような印象である。この平日1933Tレもその1本で、都営車の通勤特急成田行の設定は2004年10月ダイヤ改正での登場から2006年12月ダイヤ修正での消滅まで走っていた2215Tレ以来、実に7年ぶりの復活となった。もともと京成車で運転していた列車(1963Kレ)を都営車の運用に置換えたもの。これにより、平日夜間に京成本線に入ってくる都営車が2往復から3往復に増えることになった。平日夜間に京成本線に入ってくる都営車は、2006年12月ダイヤ改正以来快特成田行(2010年7月から快速特急成田行)のみで行先種別のバリエーションに乏しかったが、久々にちょっと違うものが出てきたという感じである。

都営5300形 行先表示「通勤特急成 田」(側面)
2014.4.28/**
京成線の通勤特急は、この7年の間に種別色が暖色のオレンジから寒色の水色へと変更となったが(2010年7月ダイヤ改正)、5300形のLEDによる通勤特急表示は緑色になるということはなく、以前と同じ赤色である。また、5300形のLEDでは4文字の種別表示はキツいようで、「通特」表示となっているのが特徴である。
- ツイート
- #
- 東京都交通局
- 珍列車
関連記事
四直珍列車研究 67 - 平日・土休日 408K
早朝の京成本線を3050形の回送列車が走る。408Kレは、早朝に設定されている定期回送列車である。成田スカイアクセス線を走るアクセス特急の運転本数を数えてみると、上り列車が25本、下り列車が...
四直珍列車研究 65 - 平日 580K・土休日 566K
さようなら、飛行機マーク。ダイヤ改正前恒例の消えてしまう珍列車シリーズ、今回はこの列車以外に挙げるものはないだろう。早朝に設定されている(飛)快速羽田空港行である。列車自体は残存するものの...
四直珍列車研究 64 - 平日 644T
平日644Tは北総線からの神奈川新町行である。2012年10月のダイヤ改正で登場した列車で、現行のダイヤでは泉岳寺以北で見られる唯一の神奈川新町行となっている。北総線から京急線に向けては羽田空港...
四直珍列車研究 63 - 平日 1993H
北総線内を急行で走る京急車。1993Hは、平日の夜に運転されていた京急車の急行印旛日本医大行である。2010年7月のダイヤ改正で登場した列車で、それまで高砂止だった同列車を印旛日本医大まで延長...
四直珍列車研究 62 - 平日 514T
都営車のオレンジエアポート快特。平日514Tは早朝に1本だけ設定されている都営車のエアポート快特である。都営車のエアポート快特は1998年11月ダイヤ改正での種別新設時から多数の設定があったが...
最新記事
京成本線 実籾〜八千代台間の線形改良が完了
京成本線実籾〜八千代台間、実籾カーブの線形改良が完了。京成電鉄が進めている本線実籾〜八千代台間の線形改良工事に大きな動きが生じている。5月19日終電後から翌20日未明にかけて上り線の切り替え工事...
京成線 駅別乗降人員ランキング(2022年度)
2022年度の京成線の駅別乗降人員ランキング! 京成線の全69駅において、どの駅の利用が多いのか少ないのか。京成電鉄が毎年公表しているデータを基に、2022年度の駅別乗降人員をランキング形式で見て...
京成電鉄「2023年度 鉄道事業設備投資計画」を読む
今年も大型連休が終わり、鉄道各社から設備投資計画が発表される季節がやってきた。京成電鉄でも18日に発表があったところなので、これを読んで今後の動きを探ってみよう。2023年度における鉄道事業の...
ちばレインボーバス197号車 リゾートカラーの日野ブルーリボン
リゾートカラーのちばレインボーバスが登場。北総線沿線の印西市に本社を構えるちばレインボーバスは、自社導入の車両のほか、京成バスグループ各社からの経年の移籍車で営業を行っている。同社の移籍車に...
京成AE形 特別装飾「KENTY SKYLINER(ケンティスカイライナー)」運転(第2期)
お客様がお姫様になっちゃうスカイライナー。第2弾。京成電鉄では、2021年7月より運行を開始したAE形「KENTY SKYLINE(ケンティスカイライナー)」についてリニューアルを実施、2022年...