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エトセトラ

2015.04.20

1月下旬より、京成3000形の10次車にあたる3029、3030編成がお目見えしている。

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京成3000形 3029編成
2015.3.19/うすい〜佐倉

▲雨の中で試運転を行なう3029編成

2014年度の新造車となる3029、3030編成だが、3009編成で試用していたとされるUVカットガラスが全ての窓に使われていることが最大の変更点となっている。緑がかった色が特徴のUVカットガラスは外観上の特徴となっており、10次車を見分けるポイントとなりそう。UVカットガラスを使用している他の鉄道事業者では、UVカットガラスの導入と同時にカーテンを省略してしまうところもあるが、今回導入された3000形では従来通りカーテンが設置されているのもウレシイ。

このほか細かいところでは、行先表示器について、従来は種別部分がフルカラーLED、行先部分は高輝度白色LEDだったところ、10次車では行先部分もフルカラーLEDに変更となり、行先表示全面がフルカラーLEDになった。ただし、回送や試運転の表示は相変わらず行先側に片寄った表示であることから、表示用のROMは従来通りのものを使用しているようである。今のところ行先側がフルカラーLEDである威力を発揮する場面はなさそうで、この仕様変更は単に部品の供給側の都合にあるとみられる。

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京成3000形10次車 シャッタースピードど行先表示の写りの関係

▲シャッタースピードど行先表示の写りの関係

上の画像は、仕様変更された行先表示器をシャッタースピードを色々変えて撮影したものだが、1/1000のシャッタースピードでも表示が切れることなく写るものとなっており、1/400以上で表示が切れてしまう従来のLEDとは明らかに別のものになっているのがお分かりいただけると思う。1/1000という比較的早いシャッタースピードでも行先表示がきちんと写るようになったのは撮影派としては嬉しいところ。一番上の3029編成の試運転のように、車両が外側に逃げるような構図の写真も撮りやすくなったわけだ。もっとも、1/160で表示が切れてしまう運用番号のLEDはそのままなので、運番の写りまで気にする人には何の朗報にもならないだろうけども。

運転開始までのスケジュール
  • 3030編成(日本車両製)
    1月27〜28日:日本車両(豊川)から総合車両製作所(逗子)まで輸送
    2月3日:金沢八景より回送、京成入線
    2月6日:八千代台〜東成田間にて試運転
    2月9日:A09にて営業運転開始
  • 3029編成(総合車両製作所(J-Trec)製)
    3月16日:金沢八景より回送、京成入線
    3月19日:八千代台〜東成田間にて試運転
    3月23日:A09にて営業運転開始

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