2016.04.25
今年も春がやってきた。

北総9000形 9018編成
2016.4.24/実籾〜八千代台
4月24日、千葉ニュータウン中央駅で北総鉄道主催の「ほくそう春まつり」が開催、これに合わせて臨時列車「ほくそう春まつり号」が運転された。2009年以来運転されている毎年恒例のイベント列車だが、今回は3年ぶりに京成本線船橋方面からの列車となり、2012年の八千代台始発、2013年の成田始発からさらに距離をのばして今年は東成田始発として設定。車両は「ほくそう春まつり号」への充当に定評のある北総鉄道(千葉ニュータウン鉄道)9000形を使用、2010年、2013年に続いて3度目の登板となった。
種別は「ほくそう春まつり号」としては初めてとなる快速として設定され、2015年12月ダイヤ修正で北総車の押上線内快速運転が消滅してから久々に北総車が快速として走った。高砂から北総線内も快速として走っているが、快速という種別が存在しない北総線内は途中東松戸と新鎌ヶ谷に停車としている(要するに京成のアクセス特急と同じ停車駅)。
北総鉄道のプレスリリースに記載がある通り、今回が9000形の東成田初入線となった。9000形は成田までの入線実績はあるので、成田から先が初めてである。っていうか、東成田から千葉ニュータウン中央に行くのならちょこっと歩いて空港第2ビルからアクセス特急に乗ったほうが早くね? と思っちゃいたくなるが、これはもはや「ほくそう春まつり」にかこつけて9000形を東成田にぶっ込むための列車であったと思われるので、そんなことはキニシナイキニシナイ・・・。
それにしても今年の東成田はなんだかスゴい。東成田はAE100形さよなら運転の経由地に続いて今回の臨時列車の始発駅となったわけだが、東成田が年に2回も脚光を浴びるなんてことがはたして今後あるだろうか。

北総9000形 9018編成
2016.4.24/小室〜千葉ニュータウン中央
今年の「ほくそう春まつり」ヘッドマークは、昨年までの2013年あたりから使いまわしていたものからデザインを一新。これまでの「ほくそう春まつり」ヘッドマークは春を意識して桜をイメージするような絵柄となっていたが、「ほくそう春まつり」の開催時期が2013年より4月下旬にズレていることもあり、新緑をイメージさせる緑色のものとなった。また、今年は北総2期線高砂〜新鎌ヶ谷間が開業し、都心方面への乗入れが始まってから25周年ということで、ヘッドマークは「都心直通25周年記念」の文言が入ったものとなった1)。
- 1)「ほくそう春まつり」自体にも「都心直通25周年記念」のフレーズが冠されている。
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