2016.06.01
京成パンダのドアステッカーに新しいバージョンが登場。
京成パンダのドアステッカーに新しいバージョンがお目見えしている。京成電鉄と北総鉄道では共通のドアステッカーを使用しているが、新しいバージョンは今のところ北総車でのみ見られるものとなっており、3月ごろより順次貼り換えが行なわれている模様。北総車では今回のドアステッカーの更新に合わせて、両開き戸のうち車内側から見て右側の戸にのみ貼るように貼り方を少し変えているので、もしかしたら北総車オリジナルのバージョンとなっている可能性もある。
ドアステッカーに京成パンダが登場したのは2009年だが、今回新しく登場したバージョンが2009年のものと大きく異なるのは次の3点。1つ目は車内側だけでなく車外側にも内容がある点。車外側は駆け込み乗車についての注意喚起が印刷されている。両面に内容のあるドアステッカーはJR東日本で事例があるが、私鉄ではちょっと珍しいものと思われる。2つ目は英語による注意喚起が併記されている点。車内側に「Please be careful of the doors.」、車外側に「Do not rush.」というような英文が新しく追加されている。2020年には東京オリンピック・パラリンピックの開催を控えており、外国人観光客が増加している昨今、英語による注意喚起を載せるのは妥当なところであろう。3つ目はステッカーが車外側から貼り付けられている点。2009年のバージョンは車内側に貼り付けているがゆえに乗客との接触によりステッカーの経年劣化が酷く、剥がれた部分がカットされて原形を留めていないものが目立ってしまっている。はっきり言ってみっともない状態なので、さっさと新しいものに貼り換えてほしい。
- ツイート
- #
- 京成
- 京成パンダ
関連記事
京成線の駅名標、続々と更新される
京成線における駅名標を含めた新デザインの案内サインは、2013年8月の上り線高架化で新駅となった曳舟(上りホームのみ)が、同9月に駅のリニューアルに合わせて八幡が新デザインのものとなって以来...
京成線 自立式駅名標、小変化
年度末の予算消化??? 京成線の駅名標が現在のデザインとなったのは1991年の幕張本郷駅開業の頃だと記憶しているのだが(間違っていたらごめんなさい&ご指摘ください)、この時に全部が全部...
京成3000形 3003編成「京成パンダ号」
5月26日より、京成3000形3003編成が京成パンダの車体広告電車として走っている。名づけて「京成パンダ号」。この広告電車、京成電鉄のクレジットカード「Keisei Card」の広告電車...
京成パンダ de ドアにご注意!
1月末より、京成車の「ドアにご注意!」ステッカーが一新されはじめている。目に入りやすい場所のものということもあるので気づかれた方も多いと思うが、そこにはキモくてカワイイでお馴染みの(?)京成...
京成3000形 京成パンダな3020編成
駄記帳のほうで京成パンダに触れたので...
最新記事
京成グループ 車両の動き(2023年度)
京成グループにおける2023年度の車両の動きをまとめてみよう。まずは京成。ここ数年は列車無線のデジタル化に伴う予備車の存在や2度にわたる脱線事故の影響などでイレギュラーな車両の動きが続いていたが...
北総7500形 「北総1期線開業45周年記念」ヘッドマーク
北総線開業45周年記念。北総鉄道では、3月上旬より7500形おいて「北総1期線開業45周年記念」ヘッドマークの掲出を行っている。表題のとおり北総1期線(新鎌ヶ谷〜小室)の開業45周年を記念した...
タイ国鉄 フアランポーン駅の現在
クルンテープ・アピワット中央駅に続いて、かつての中央駅、フワランポーン駅も訪ねてみた。2023年1月にバンコクの中央駅の地位をクルンテープ・アピワット中央駅に譲ったフアランポーン駅。中央駅の移転...
京成3400形 「桜に染まるまち、佐倉」ヘッドマーク(2024年)
今年も桜に染まるまち、佐倉。京成電鉄では、3月上旬より3400形3448編成において「桜に染まるまち、佐倉」ヘッドマークの掲出を行っている。佐倉市において毎年この時期に実施している観光キャン...
新京成線 2024年3月23日ダイヤ改正
新京成線、久しぶりにダイヤ改正を実施。新京成電鉄では、3月23日にダイヤ改正を実施した。平日朝における列車増発と夜間時間帯の運転間隔見直しが主な内容となっている。それぞれについて内容を見てみよう...