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エトセトラ

2016.12.23

京成3500形未更新車、約9年半ぶりに成田空港へ。

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京成3500形 3588編成
2016.12.14/成田空港

▲約9年半ぶりに成田空港に姿を現した3500形未更新車

​12月14日、概ね2ヶ月に1回運転される動揺測定S73運行に3500形3588編成が充当した。動揺測定については、既報のとおり3300形の引退以降は3500形更新車がその任にあたっている。なもんで、今回もどうせ3500形更新車のどれかだろうなどと油断していたところ(というか動揺測定があること自体失念していた・・・汗)、未更新車にて走ってるというではないかっっ! 3500形未更新車が動揺測定に使用されるのは2007年8月以来およそ9年半ぶりのできごとで、異例中の異例という言うべき事態である。

​動揺測定は、1日をかけて金町線と成田スカイアクセス線を除く京成全線を走り回る。4両編成の定期運用のない押上線や成田空港への入線ももちろん行路に含まれており、以前の記事でもご紹介したように特に成田空港では成田スカイアクセス線のアクセス特急専用の1番線で折返すのは見どころのひとつである。前述のように3500形未更新車の動揺測定は9年半ぶりだが、その間に別の不定期列車などで成田空港には入っていないはずなので、3500形未更新車の成田空港入線も9年半ぶりとなる。ご存知の通り成田空港駅の1番線は成田スカイアクセス線開業に伴い新設されたホームで、9年半前にはもちろん存在していなかったわけなので、1番線には今回が初入線となった。アクセス特急専用ホームに佇む3500形未更新車は違和感ありまくり〜。

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京成3500形 3588編成
2016.12.14/成田空港

▲空港利用客の目の前に出現した謎の試運転列車
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京成3500形 3588編成
2016.12.14/成田空港

▲成田空港に停車中の3500形未更新車

​今年度での廃止が濃厚となっている3500形未更新車を今回こうして動揺測定の不定期列車に投入することについてはいろいろなことが察せられるわけだが、まあつまりそういうことなのだろうと思う。長らく4両編成のみでの運用となり脇役として走っている未更新車も、かつては特急などで成田空港まで走ってきていた。今回の3500形未更新車の成田空港入線はそんな往年の光景を思い出させるような、大変良いものを見させてもらったような気がした。

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