KSWeb

鉄道やバスなど、公共交通に関するディープな話題をお届けしています。

etc...

エトセトラ

2017.02.03

約10年ぶりに復活した都営車の成田空港行。

X63677.jpg

都営5300形 5326編成
2017.1.31/八千代台

▲約10年ぶりの復活となった都営車の成田空港行
  • [平日]1811T 快速特急成田空港行
  • 始発:西馬込1842 → 終着:成田空港2032
  • ダイヤ:2016.11.19修正
  • 備考:

平日1811Tは都営車による快速特急成田空港行である。2016年11月ダイヤ修正で登場したものだが、もともと京成車で運転したものをそのまま都営車に置き換えた格好の列車となっている。都営車の成田空港行は京急線の羽田空港駅が開業した1998年11月ダイヤ改正で初登場、約8年ほど走って2006年10月ダイヤ改正でいったん消滅。それ以降、都営車は成田までの乗入れだったので、このほどの成田空港行きの登場は約10年ぶりの復活である。過去に走っていた都営車の成田空港行は快速、特急、エアポート快特だったので、快速特急での成田空港行は初めての設定(快特を含めても初めて)ということになる。

2016年11月ダイヤ修正以前の平日11T運行は羽田空港〜北総線の運行系統に入る運用だったが、同修正で京成車と北総車とで運用持ち替えが発生。11T運行は京成車の85K運行〜77K運行に相当する運用と交換することになった。日中時間帯に西馬込〜佐倉間を走った後、18時台に快速特急として成田空港まで走る運用がほぼそのまま都営車の運用になったことで、都営車の約11年ぶりの成田空港行が実現する格好となった。また、これは都営車が日中時間帯に京成本線を走るということでもある。都営車の京成本線方面への日中運用は、2013年10月ダイヤ修正でそれまで走っていた土休日13T運行が消滅してから存在しておらず、約3年ぶりに都営車が日中時間帯の京成本線を走るようになった。

余談ながら都営車の京成本線での日中運用は本稿で取り上げた平日11T運行の他にも土休日27T運行として設定されたほか、羽田空港〜青砥を走る運行系統も平日と土休日ともに1運用ずつが京成車から都営車の運用へと置き換わっている(平日29T運行、土休日09T運行)。近年どういうわけか日中時間帯の運用をサボり気味だった都営車だが、2016年11月ダイヤ修正で少し挽回といった傾向だ。東京都交通局では昨年12月にも新型車両5500形の導入を発表しており、5300形にも先行きが見えてきた中で、明るい時間帯を走る都営車が増えたのは嬉しいところである。

関連記事

四直珍列車研究 89 - 平日 2035Nb・2129N

1年待って登場した北総線の下り北総特急。平日2035Nbと2129Nは北総車による特急印旛日本医大行である。北総鉄道では2015年12月ダイヤ改正で4本の下り北総特急を新設し、夜間における輸送の...

四直珍列車研究 89 - 平日 2035Nb・2129N
四直珍列車研究 87 - 平日 755

ダイヤ修正の前日ということで、ダイヤ修正で消えてしまう珍列車を取り上げてみよう。平日755レは4両編成の普通大和田行である。2014年11月ダイヤ改正で登場した列車で、4両編成の普通大和田行は...

四直珍列車研究 87 - 平日 755
四直珍列車研究 86 - 平日 546T・土休日 530T

違うようで同じ、同じようで違う2本の羽田空港行。北総線上り列車のうち、早朝の2本は京成押上線内で優等運転を行なっているが、そのうちの2本目として運転されていた都営車の羽田空港行である。2010年...

四直珍列車研究 86 - 平日 546T・土休日 530T
四直珍列車研究 85 - 平日 1863H

北総線を特急で走る京急車が登場。平日1863Hは京急車による特急印旛日本医大行である。北総鉄道では2015年12月ダイヤ改正にて夜間における輸送の改善を実施し、20時台から23時台にかけて4本の...

四直珍列車研究 85 - 平日 1863H
四直珍列車研究 84 - 平日 2153T

近年増えつつある都営車の金沢文庫行。以前にエアポート急行金沢文庫行を取り上げたことがあったが、今回は2153T普通金沢文庫行などをば。平日2153Tは都営車による普通金沢文庫行である。2012年...

四直珍列車研究 84 - 平日 2153T

最新記事

京成3500形 デジタルSR無線対応工事始まる

列車無線のデジタル化に新しい動き。2017年度より列車無線の更新を実施している京成電鉄。4月には新しい無線となるデジタルSR無線の運用が始まったところである。車両に対する改造工事は3000形や...

京成3500形 デジタルSR無線対応工事始まる
京成電鉄「2021年度 鉄道事業設備投資計画」を読む

11月4日、京成電鉄は2021年度の鉄道事業設備投資計画を発表した。これを読んで、同社の今後の動きを探ってみよう。例年は5月中旬頃に発表されている京成の鉄道事業設備投資計画だが、今年度も昨年度に...

京成電鉄「2021年度 鉄道事業設備投資計画」を読む
京成3100形3155編成・3156編成 登場

9月下旬より、京成3100形の3次車にあたる3155編成と3156編成がお目見えしている。3次車の特徴と営業運転開始までの動きをまとめておこう。京成電鉄では、2021年度の新造車として3100形...

京成3100形3155編成・3156編成 登場
京成3050形3054編成・3055編成 成田スカイアクセス線仕様のまま本線転用

京成3050形に異変。9月下旬より今年度新造の3100形が営業運転を開始したのに伴い、3050形が成田スカイアクセス線から京成本線に転用されている。3156編成の導入により3054編成が10月...

京成3050形3054編成・3055編成 成田スカイアクセス線仕様のまま本線転用
京成3500形3520編成 営業運転終了

京成3500形に廃車が発生。3100形3155編成の導入に伴い、車両に動きが生じている。3500形3520編成が11日の(B21→)05運行をもって営業運転を離脱。いっしょに編成を組んでいた...

京成3500形3520編成 営業運転終了

東京都交通局珍列車