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エトセトラ

2017.03.31

年度末ということで、京成グループにおける2016年度の車両の動きをまとめてみよう。

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京成3500形 3588編成
2015.12.22/江戸川

▲今年度にて全車が引退となった3500形未更新車
京成電鉄

- 新造車両 - カッコ内は入線日
3033-8-3033-7-3033-6-3033-5-3033-4-3033-3-3033-2-3033-1(2/1)
3034-8-3034-7-3034-6-3034-3-3034-2-3034-1(2/9)
3035-8-3035-7-3035-6-3035-5-3035-4-3035-3-3035-2-3035-1(2/28)

- 廃 車 - カッコ内は営業運転終了日
3588-3587-3586-3585(2/26)
-3608-3601-(2/16)
3618-3617-3615-3607-3606-3613-3612-3611(2/3)

- 貸 出 - ※千葉ニュータウン鉄道へ
9808-9807-9806-9805-9804-9803-9802-9801
(↑3738-3737-3736-3735-3734-3733-3732-3731)

​今年度の新造車両は3000形8両編成2本(3033編成、3035編成)、6両編成1本(3034編成)の計26両。新造した車両数が例年より多めだったため、車両の動きもやや大きなものになった。廃車になったのは3500形と3600形で、3000形3033編成の新造で3600形3618編成を、3034編成の新造で3500形3588編成と3600形の3608-3601をそれぞれ置き換えた。3588編成が廃車になったことで3500形未更新車が全廃になったほか、新たに3600形の廃車が開始されたことになる。3588編成の廃車にあたっては2月25、26日に京成トラベルサービスによる「さよなら3500形未更新車記念ツアー」が開催され、3500形未更新車として有終の美を飾った。また、3608-3601は3668編成の中間車両だったもので、この2両が抜かれた3668編成は17年ぶりに4両編成で運用に入っている。

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京成3600形 3668編成
2016.5.11/谷津〜京成津田沼

▲中間車両の廃車により6両編成としての運用を終了した3600形3668編成
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京成3700形 3738編成
2010.7.1/新馬場

▲千葉ニュータウン鉄道に移籍となり、事実上見納めとなった3700形3738編成

​そして、今年度の車両の動きで特筆すべきは千葉ニュータウン鉄道を巻き込んでいる点であろう。3000形3035編成の導入により3700形3738編成の京成車としての運用を終了させ、千葉ニュータウン鉄道へ貸出。これにより9000形9018編成を置き換えるという異例の展開になっている。3738編成は北総仕様に改造の上、9200形と同じ水色と黄色の帯を巻いて9808編成に改番。ここに新たに千葉ニュータウン鉄道9800形が登場した。3700形としては既に北総7818編成として走っている3748編成と合わせて、1994年度に導入された2次車がいずれも北総鉄道管理下に置かれることになった。

千葉ニュータウン鉄道

今年度は千葉ニュータウン鉄道にも車両の動きがあったので、見てみよう。

- 新 造 -
なし

- 廃 車 -
9018-9017-9016-9015-9014-9013-9012-9011

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北総9000形 9018編成
2012.8.26/平和島

▲今年度をもって引退になった9000形
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北総9800形 9808編成
2017.3.19/うすい〜佐倉

▲9018編成の置換え用として新しく登場した9800形

​千葉ニュータウン鉄道では、今年度は9000形9018編成が廃車となった。9000形は4年前にも9008編成が廃車になっており、9000形はこれにて全廃、形式消滅となった。9000形の引退に際してはやはり京成トラベルサービスによって「さよなら9000形引退記念ツアー」が3月20日に催行され、有終の美を飾っている。

​前述したとおり、9018編成は京成3700形のリース車両である9800形9808編成により置き換えられることになり、9200形の増備は見送られた。9000形の置き換えが完了したことから、9200形と9800形はそれぞれ1形式1編成のみの存在となることが事実上確定。千葉ニュータウン鉄道としては5編成しか保有しない事業者にもかかわらず3形式もの車両を擁することになり、四直の中で謎の存在感を示す事業者になりそうだ。

新京成電鉄

続いて、新京成の車両の動きも見てみよう。

- 新 造 -
なし

- 廃 車 -
なし

- 更 新 -
8807-6-8807-5-8807-4-8807-3-8807-2-8807-1

​今年度の新京成電鉄は、車両の新造に伴う車両の動きはなかったが、8800形に新しい動きが見られている。8807編成に対してリニューアル工事を実施。8800形では昨年度にも8803編成に対してVVVFインバーターや主電動機のリニューアルした機器更新車が登場しているが、今年度の8807編成ではそれらに加えて内装のリニューアルも実施、更新車とも言える車両に仕上がっている。新京成電鉄によれば、8800形については毎年度1編成ずつに対して同様の工事を実施する予定となっており、今後はN800形の新造と8000形の淘汰、ならびに8800形のリニューアル工事を平行して行なうことが新京成電鉄の車両の動きの主な柱となろう。

​検査のタイミングで実施されている車両の新デザイン化だが、8808、8813、8938、N838、8806、8807編成の6本が新デザインとなった。2014年度より実施されている塗装変更も折返し地点をすぎ、いよいよ新デザイン車両のほうが多数派になっている。8900形は8938編成の出場で、全3編成が新デザインになった。そして、8000形の新デザイン車両がようやくお目見えしそうな雰囲気。8000形はN800形の新造のタイミングにより新デザインの採用以後なかなか入場する編成が現れず、塗装変更の機会を得られていなかったが、8518編成が現在入場中とのこと。既にジェントルピンクとホワイトの新塗装になった姿も目撃されており、間もなく新デザインになった8000形が走り出しそうである。

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