2017.12.05
祝、2500万人。

京成AE形 AE5編成
2017.11.22/新鎌ヶ谷
京成電鉄では、11月上旬よりAE形AE5編成に「ありがとう2500万人」ヘッドマークの掲出を行っている。2010年7月の成田スカイアクセス線開業に合わせた新型スカイライナーの運行開始から2500万人の利用の達成を記念したもの。2500万人の利用を達成した11月1日のスカイライナー10号の成田空港駅出発に合わせて記念式典も開催された。
ヘッドマークのデザインは、空港アクセス特急らしく金色の翼をモチーフにしたもの。過去に掲出した「ありがとう1500万人」ヘッドマーク、「ありがとう2000万人」ヘッドマークと同じデザインで、スカイライナーでは恒例のヘッドマークになりつつある。今回も1号車と5号車、8号車の側面にもヘッドマークと同様のものを掲出している。ちなみに「ありがとう1500万人」は2015年5月、「ありがとう2000万人」は2016年11月。そしてそれから1年で今回の「ありがとう2500万人」ということで、ヘッドマークはそれそのものがスカイライナーの乗客が増加していることを示しており、好調であることの証左になっている。
また、11月15日に京成電鉄が公式Webサイトに掲載した機関投資家向けの資料1)によれば、2019年度にスカイライナー用車両1編成の増備を予定しているとのことである。AE形とは書かれていないものの、AE形の増備だとすればAE9編成が登場するということだろうか。かねてより記しているようにスカイライナーはインバウンドの増加を受けて絶好調であり、先日のダイヤ改正においても1往復分が増発されたところである。2020年には東京オリンピック・パラリンピックの開催も控えており、スカイライナーのさらなる増発も期待できそうだ。
- 1)2018年3月期第2四半期 機関投資家向け決算説明会[PDF] 2017年11月15日掲載の資料。スカイライナー用車両の増備については11ページに記載。
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