2018.05.18
東洋バスで羽田空港にレッツラゴー(死語)
太平洋戦争の終結間もない1947年に産声をあげた東洋バスは、今年でめでたく創立70周年を迎えることとなった。同社の公式Webサイトにおいてもたいへん懐かしい写真とともに70周年の感謝を込めたメッセージが掲載されており、ささやかながら祝賀ムードが漂っているところである。
そんな東洋バスだが、70周年ということで何かやらにゃいかんと思ったのか、「227号車で行く路線バスの旅」なるツアーを企画。ほうほう、気候も穏やかなこの季節、ちょいとバスで小旅行も乙なもの・・・かと思いきや、何を血迷ったのか一般の路線型車両で羽田空港まで行ってみよう1)という誰得な内容のものをぶっこんできやがったもんから困ったものである。いきなり針が振り切れすぎなんだよなあ(褒め言葉)。
・・・とは言いつつ、これまでこういったことをほとんどしてこなかった東洋バスがこういう内容のツアーを企画してくれたという驚きと喜び(と若干の不安)のもと、車庫内での撮影会付きという内容にホイホイ釣られてツアーに参加してみたわけである。こういう機会もそうそうないことだろう。果たしてどういうツアーになったのだろうか。その模様をお伝えしよう。
八千代台駅→JR幕張駅→千葉シーサイドバス第三車庫
かくして、4月29日に「227号車で行く路線バスの旅」は催行されたのである。ツアーの集合場所である八千代台駅を出発し、まずはJR幕張駅(千葉シーサイドバス本社営業所)に向かう。幕張は東洋バスが本社を構えるところであるが、八千代台以北はグループ子会社である千葉シーサイドバスの営業エリアなので、東洋バスの一般路線車がそこに足を踏み入れるのはなかなかない機会である。
さらに、JR幕張駅北口の仮ロータリーへの乗入れや千葉シーサイドバスの第三車庫で撮影会を実施。ツアーはまだ始まったばかりだというのにてんこ盛りな内容である。もうこれ羽田空港まで行かなくていいんじゃねという声も聞かれるほど・・・(おい)
→(国道357号)→八潮団地→羽田空港国際線T
第三車庫を出発し、いよいよ羽田空港へ。途中、これ見よがしに京成バス新都心営業所の脇を通ったりしながら国道357号を西進。旧江戸川を越えて都内に入る。2016年に開通した東京港トンネルの一般部を通過し、もうすぐ羽田空港というところで八潮団地へ。
ってことで、羽田空港に到着。
(つづく)
- 1)シートベルトが付いていない車両のため、必然的にオール下道となることは明らかであった。すなわち、ツアーを申し込む段階でわれわれは試されていたのである(何を)
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