2018.08.16
7月中旬に訪れた静岡鉄道、その2は広告ラッピング電車をば。特に2018年夏の新作ラッピング電車を見てみよう。

静岡鉄道1000形 1006編成
2016.4.16/音羽町〜春日町

静岡鉄道1000形 1009編成
2016.4.16/日吉町〜音羽町
新型車両A3000形が徐々に数を増やす中、既存の1000形もまだまだ頑張っている。特に静鉄お得意の広告ラッピング電車については、A3000形は今のところその対象から外されている模様で、1000形の独壇場。今年もまた新作の広告ラッピング電車が登場しており、この点で1000形はまだ静鉄になくてはならない存在となっている。
2018年に登場した新作ラッピング電車は、1006編成の「ディシラ」と1009編成の「劇団四季」。「ディシラ」は4月上旬から、「劇団四季」は6月下旬から走っているとのこと。私が静岡を訪れた7月16日は運良く両者とも運用に入っていたので、どちらとも撮ることができた。
一方、1001編成「Coca-Cola zero」と1008編成「新静岡セノバ」、1010編成「静岡理工科大学」の広告ラッピングが解除されていた。特に1001編成は10年くらい、1008編成は7年くらいそのラッピングの姿だったので、両編成がノーマルの姿に戻るのはかなり久しぶりなはずである。1001編成の久方ぶりのノーマル姿は嬉しくもあるが、同編成の廃車が近づいている証左だとすればなかなか複雑な思いである。
メモ - 2018年7月16日現在の車両状況
1001編成:ノーマル
1002編成:廃車
1003編成:廃車
1004編成:廃車
1005編成:前面中途半端
1006編成:「ディシラ」ラッピング
1007編成:300形リバイバル
1008編成:入場中
1009編成:「劇団四季」ラッピング
1010編成:ノーマル
1011編成:「ちびまる子ちゃん」ラッピング
1012編成:「午後の紅茶 MilkTea」ラッピング
A3001編成:Clear Blue
A3002編成:Passion Red
A3003編成:Natural Green
A3004編成:Brilliant Orange Yellow
(完)
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