2018.10.03
3500形更新車に初の廃車が発生。
京成3000形3039編成・3040編成の導入により、3500形3532編成が営業運転を終了した。同編成が廃車とされたのは9月末だった模様だが、9月11日に3039編成がデビューした時点で余剰となったことからその段階で運用離脱。最終運行は14日のB53→53運行であった。既に宗吾車両基地において搬出に向けた作業が進められている状況のようである。3500形更新車に廃車が発生するのは初めてのことで、3532編成がその第1号になってしまった。
他方、9月下旬にも3600形3638編成が重要部検査のため宗吾工場に入場をめでたく果たしている。目下のところ廃車候補の筆頭と思われていた同編成だが、逆転サヨナラホームランを打ったかのごとく廃車候補から一気に離脱した格好だ。列車無線の更新や両数増強を伴うダイヤ改正でますます混迷を極める京成の車両事情。今後の展開はいかに・・・?!
- ツイート
- #
- 京成
- タグはありません
関連記事
京成3000形3039編成・3040編成 登場
8月下旬より、京成3000形の14次車にあたる3039編成と3040編成がお目見えしている。2017年度の新造車として3039編成と3040編成が製造され、9月27日までにそれぞれの編成が...
京成電鉄「2018年度 鉄道事業設備投資計画」を読む
新年度が始まって早1ヶ月。大型連休も終わってしまい、なんとなく憂鬱な気分の中で鉄道趣味界隈におけるこの時期の楽しみといえば、各社から発表される鉄道事業設備投資計画であろう。京成電鉄でも8日の夜に...
京成グループ 車両の動き(2017年度)
年度末ということで、京成グループにおける2017年度の車両の動きをまとめてみよう。今年度は3000形8両編成3本が新造され、2月から3月にかけてそれぞれ営業運転を開始した。一方、新造車両が...
京成3000形3036・3037・3038編成 登場
1月下旬より、京成3000形の13次車にあたる3036〜3038編成がお目見えしている。2017年度の新造車として3036〜3038編成が予定通り製造され、3月5日までにそれぞれの編成が営業運転...
北総7800形7828編成 登場
2017年度も年度末に近づくにつれ、京成電鉄や京成グループで車両の動きが出てきている。北総鉄道では、7800形7828編成が登場した。7800形7828編成は京成3700形のリース車両となって...
最新記事
四直珍列車研究 132 - 平日 2300
押上線の6両編成、しれっと復活してしれっと消える。平日2300レは、かつて運転されていた普通押上行である。2022年2月ダイヤ改正で設定された、押上線を走る唯一の6両編成の列車であった。押上線の...
国鉄型車両を訪ねて 26 - JR東日本201系 通勤快速成東・勝浦行
さようなら、「なるかつ」。「へー、京葉線なのに勝浦まで行くヤツがあるんだ。」ある時に時刻表の京葉線のページを眺めていて「発見」した勝浦という文字は、私の中で驚きとともにやけに魅力的に映った...
北総線 タブレット端末を活用した自動放送を導入
北総線で自動放送始まる。北総鉄道では、2月16日より列車内における自動放送の使用を開始した。対象となるのは、他社局線からの直通車両を含む北総線の全ての列車となっている。京成線と京急線で実施して...
新潟交通新潟駅万代口バスターミナル 最後の勇姿
本州における日本海側で最大の都市、新潟。新潟で見るべきもの言えば、重要文化財に指定されている萬代橋でも越後一宮・彌彦神社でもなく、新潟駅万代口のバスターミナルである。2月末に新潟に行く機会が...
京成AE形 「スカイライナー運行開始50周年記念」ヘッドマーク
祝、運行開始50周年。京成電鉄では、12月末よりAE形において「スカイライナー運行開始50周年記念」ヘッドマークの掲出を行っている。これは2023年12月30日にスカイライナーが運行を開始して...