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エトセトラ

2019.03.24

​​東洋バスにいすゞエルガミオが初登場。

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東洋バス 2095号車
2019.3.16/米本団地

▲東洋バスに初登場したいすゞエルガミオ。2018年12月末より運行を開始し、八千代中央駅発着の路線を中心に走っている
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東洋バス 2095号車
2019.3.16/米本団地

▲うしろ側

当Webサイトでも再三にわたりお伝えしているように、東洋バスにおける2018年は特異な年であった。同社の創立70周年ということもあり、これを記念した路線バスツアーが3回にわたり開催されるなど、たいへん盛りだくさんな1年になった。その一連の動きは、復刻塗装車両の登場で一段落したかのように思われた。しかし、年の瀬も押し迫った12月末、さらに1台の中型車両が登場する。やってきたのはいすゞエルガミオ。・・・って、え、ぇ、ええ、ええぇえ、エルガミオ?!?!

いすゞエルガミオが東洋バスに導入されたことがいかに事件かということは、同社に所属している車両の顔ぶれを見れば一目瞭然だろう。新山営業所にズラリと並んだ三菱ふそうの面々は、まさしくヘヴィユーザーの証。その中で1台だけ佇むカエル顔のエルガミオの浮きっぷりは、違和感って言うレベルじゃねぇぞ!

ただ、これはある意味では時間の問題だったとも言える。三菱ふそうは2017年9月にカタログからエアロミディを削除、その製造を終了していた。そんなわけなので、中型の路線バスを新車で導入しようとした場合、その選択はいすゞエルガミオか日野レインボーに限られていたのだった。

とは言え、今回、東洋バスが日野レインボーではなくいすゞエルガミオを選択したのは興味深いところだ。三菱ふそうのイメージが強い東洋バスだが、過去には日野自動車製の車両も導入していたことがあり、どちらかといえば日野の方が馴染み深いはずだった。いすゞ製の車両は2009年にガーラミオを貸切用として中古で導入したほかは近年では実績がなく、新車としての導入は少なくとも平成に入ってからは初めての事例となる。まさに、平成最後の大事件と言える。

なお、エルガミオ2095号車と復刻塗装70号車の導入により、中型車は合わせて2台が増車になっているが、これに伴うダイヤの変更や貸切・特定輸送の受託などの動きは今のところ見られていない。これに関して今後動きがあるのかどうか、気になるところである。そして、今回のこのいすゞという選択がはたして大型車の導入にも影響を及ぼすのかどうか、こちらもまた気になってくるところだ。

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