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エトセトラ

2019.11.02

京成3600形に廃車が発生。

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京成3600形 3638編成
2019.7.17/関屋〜千住大橋

▲10月末をもって運用離脱、廃車となった3638編成。昨年度に同じく6両編成となった3648編成の後を追う格好になった

京成電鉄では今年度、新型車両となる3100形を導入、3151編成と3152編成の8両編成2本が先日のダイヤ改正より営業運転を開始したところである。これに伴い、3600形3638編成が10月30日の43運行を最後に運用を離脱。廃車となった模様である。現在、3638編成は宗吾車両基地の南側の留置線に留め置かれており、搬出に向けた解体作業が実施されるものと思われる。

3638編成は7月中旬より6両編成として運用されており、昨年度に同じく6両編成になった3648編成と同じような道をたどることとなった。3638編成は7月5日の53K運行にて8両編成としての運用を終了。6両編成化の後は、再び8両編成で走ることはなかった。

3638編成がここ最近の京成の廃車対象の傾向と異なるのは、検査期限をかなり残していたことだ。同編成は昨年10月に重要部検査を実施しており、これまでの事例からして他の3600形(チョッパ車)よりも廃車が後回しになるものと思われた。しかし、かねてよりお伝えしているように、京成の車両群は2017年度より実施されている列車無線の更新によりイレギュラーなことが発生しまくっている状況にある。3638編成の重要部検査出場からわずか1年での廃車も、これもまたひとつのイレギュラーということなのだろうか。

3638編成の廃車により、残る3600形チョッパ車は3658編成と3688編成の2本となった。3100形の導入ペースをふまえると、いよいよ終わりが見えてきたと言ってもよいだろう。しかし、前述したようにここ数年の車両の動きはイレギュラーが頻発。逆に、3600形の味方になるようなイレギュラーが起きないとも限らない。何が起きるかわからない中、3600形の命運はいかに。

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