2019.11.09
祝、3500万人。

京成AE形 AE7編成
2019.10.5/小室〜千葉ニュータウン中央
京成電鉄では、10月上旬よりAE形AE7編成に「ありがとう3500万人」ヘッドマークの掲出を行なっている。2010年7月の成田スカイアクセス線開業による新型スカイライナーの利用者数が、10月1日に3500万人を達成したことを記念したもの。ただし、今回は記念式典は開催されず、翌2日に上野駅にて記念品を配布するにとどまっている。
AE形の「ありがとう」ヘッドマークは、2015年の「ありがとう1500万人」以来、500万人刻みで掲出するものとして恒例のものとなっている。掲出のペースはスカイライナーの利用者数が増加に合わせて早まってきており、昨年の「ありがとう3000万人」ではその前の「2500万人」から初めて1年かからずでの達成となっていたが、今回の「3500万人」ではほぼほぼ11ヶ月というさらなる新記録を作ることになった。
そこで気になるのが、今後もこの500万人刻みでヘッドマークを掲出していくのか、ということ。京成では10月26日にダイヤ改正を実施し、スカイライナーについてはAE9編成を増備して運行本数を40%増強。終日20分間隔での運転を開始したところである。スカイライナーの利用者数は、これまでにないペースで増加していくことになろう。もはや運行番号表示器ならぬスカイライナー利用者数表示器を装着したAE形が必要になってくるのではなかろうか(てきとう)
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