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エトセトラ

2019.12.23

平日1383Hは、京急車による快速成田空港行である。

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京急新1000形 1033編成
2019.11.26/大佐倉〜酒々井

▲2019年10月ダイヤ改正で復活した京急車の快速成田空港行。平日に1本のみ設定されている珍列車である
  • [平日]1383H 快速成田空港
  • 始発:西馬込1332 → 終着:成田空港1537
  • ダイヤ:2019.10.26改正
  • 備考:

10月26日の京成線ダイヤ改正は、スカイライナーが終日20分間隔になったり3100形(3150形)がデビューしたりする、成田スカイアクセス線開業以来の大きなものであった。京成本線においても日中時間帯に成田を発着する快速特急が設定され、合わせて一部の都営浅草線直通快速の成田空港延長が行なわれるなど、大きな変化が生じることになった。

このダイヤ改正の概要が発表されたのは、9月中旬のことであった。内容が書かれたプレスリリースを見て、今なら京急車が京成本線を走っているんだから快速成田空港行ワンチャンあるんじゃね? と思われた方も多かったことかと思う。そして、まさにその期待に応えるようにして、平日81H運行改め83H運行にて1383Hが快速成田空港行として登場。京急車の快速成田空港行が見られるようになった。平日に1本のみの珍列車となっている。

京急車の快速成田空港行が設定されるのは、2002年10月から2006年12月まで走った平日917H、1185H以来、実に13年ぶりのこと。2015年12月ダイヤ修正で京成本線を走る京急車の運用が設定されたときも驚いたが、そこからさらに快速成田空港行まで復活するとは、本当に現実は何が起きるかわからんものである。

さて、快速成田空港行を担当する平日83H運行であるが、これがたいへん面白い動きを運用となっている。81H運行の代わりに京成本線を走るようになった83H運行は、どこから京成本線に入ってくるかというと、お尻の方から入ってくる(きたない)。どういうことだろうか。

平日83H運行は、高砂出庫で582H普通西馬込行→683H普通泉岳寺行→682H特急三崎口と走った後、783Hアクセス特急成田空港行(品川まで特急)として成田スカイアクセス線経由で成田空港まで走る。ここまではダイヤ改正前と同じだが、問題はその後。成田空港到着後、折返しで佐倉まで回送。そして、そのまま佐倉から都営浅草線直通の快速として京成本線を走るようになる。アクセス運用から京成本線運用へと華麗なる転身を見せるのだ。京成車では京成本線と成田スカイアクセス線で運用が明確に分けられているので、こういった動きをする運用は存在しない。平日83H運行は、そういった制約にあてはまらない京急車ならではの珍運用と言える。

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