2020.07.09
京成3600形の8両編成が終了。
京成3600形8両編成の運用が終了した。3600形の8両編成については前回の記事で3658編成が7月1日の運行をもって運用離脱、廃車になったことをお伝えしたが、それに加えて3688編成が6両編成化の上で重要部検査のため入場となったため。現在、3688編成は宗吾車両基地の敷地外から見える位置で入場に伴う作業が行われている模様で、SNSなどで目撃情報が相次いでいる。
3688編成が最後に8両編成で走ったのは7月2日のA07運行であった。3600形の8両編成は1997年〜1999年に編成組換えによって登場したものだが、23年を経て幕を閉じることになった。
3688編成の6両編成化は次のとおりである。
3688-3687-3686-3663-3662-3683-3682-3681
↓
3688-3687-3686-3683-3682-3681
-3663-3662-
過去に6両編成化された3638編成・3648編成と同様に、5号車と4号車が抜かれた格好になっている。3688編成は製造当初の6両編成に戻った。
編成から抜かれた3663-3662の2両は、検査の対象でないことから廃車になるものとみられる(あるいは既に廃車になったものとみられる)。デジタルSR無線工事の進捗に伴う3600形の6両編成化は前述の2編成に続いて3例目となるが、中間車2両を休車とした3638編成と3648編成が8両編成復活の可能性をわずかながら残していたのに対し、3688編成は廃車まで6両編成となることが確定した。これにより、3600形は都営浅草線や北総線から事実上の運用撤退となり、今後は基本的に京成線内のみを走ることになる。
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