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エトセトラ

2020.07.31

京成3600形3688編成がリバイバルカラーに!

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京成3600形 3688編成
2020.7.31/大佐倉〜京成酒々井

▲ファイヤーオレンジのリバイバルカラーとなって重検出場した3688編成。めっちゃ懐かしい!

7月31日、重要部検査のため入場していた3600形3688編成が出場し、宗吾参道〜八千代台にて試運転を行った。同編成は今回の重要部検査にあたり、編成より中間のモハユニット(3663-3662)を抜いた6両編成での入場となったことを以前の記事でお伝えしたところだが、さらにファイヤーオレンジの帯を巻いたリバイバルカラー化を実施。実に27年ぶり1)にオリジナルとなるファイヤーオレンジの3600形が蘇った。

3688編成のリバイバルカラー化について、京成電鉄は「沿線のお客様をはじめ多くの京成電鉄ファンの方々に、郷愁感や当時の想い出に思いを馳せる機会をご提供したい」としている2)が、これはもはや説明用の説明だろう。界磁チョッパ制御の3600形は今回の3688編成の重検出場が最終出場になる可能性が大。となると、最後にオリジナルの姿で走らせたいと思うのが人情というもの。引退に向けたリバイバルカラーは情に厚い京成の十八番なのだ。

そして、気になるのは3688編成がはたしていつまで走るのかということ。8月1日より運行開始予定としているものの、終了については特に明らかにされていない。過去、同じくデジタルSR無線工事の予備車として8両編成から6両編成になった3638編成・3648編成が6両編成化から早々に廃車になったこと3)を踏まえると、もしかしたら3688編成もそうなってしまうかもしれないという不安がつきまとうところだ。しかし、せっかくリバイバルカラーになったのだから、できるだけ長く走ってくれることを願うばかりである。

  • 1)3600形の現行塗装への変更は1993年9月〜1995年6月だが、それに先立ち1993年3月までに幕板部のみ青帯に変更され、その時点でオリジナルの姿は消滅した。
  • 2)3600形リバイバルカラー化を実施します[PDF] - 京成電鉄の2020年7月20日付プレスリリース
  • 3)3648編成:2018年10月6両編成化→2019年2月廃車、3638編成:2019年7月6両編成化→2019年11月廃車

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