2021.02.05
京急大師線、毎年恒例の干支ヘッドマーク。

京急1500形 1501編成
2021.1.16/港 町

京急1500形 1505編成
2021.1.16/港 町
京急電鉄では、1月1日より毎年恒例となっている大師線の干支ヘッドマークの掲出を実施した。今年の干支は丑で、大師線を走る1500形に2種類のヘッドマークが掲げられている。大師線の干支ヘッドマークは2010年よりデザインを一般から募集しており、今年も京急大師線ヘッドマークデザイン選考委員会によりヘッドマークとして掲出される優秀作品が選ばれた。
例年、大師線の干支ヘッドマークの掲出は節分までとされている。節分といえば、2021年の節分は暦の関係で124年ぶりに2月2日となることが大きな話題になっている。ということは、大師線の干支ヘッドマークももしかして124年ぶりに・・・? と思って公式Webサイトを確認してみると、何のことはない、こちらは例年通り2月3日まで掲出予定となっていましたとさ。
さて、気になるのは大師線の干支ヘッドマークの今後である。干支ヘッドマークは1500形のみが掲出の対象となっており、時おり大師線に入ってくる新1000形などでは干支ヘッドマークの掲出期間中でもヘッドマークなしで走っている。
昨年の記事でも同じようなことを記したが、今年はさらに事態が進行中。1500形4両編成置き換え用の本命となる新1000形1890番台が京急より発表され、まもなく実車が登場する見込みである。大師線の干支ヘッドマークは1500形とともに過去のものになってしまうのか、はたして。
関連記事
京急大師線 干支ヘッドマークのない正月
京急大師線の少し寂しいお正月。1899年1月に開業した大師電気鉄道に始まり、現在も川崎大師への参拝の足として親しまれている京急大師線。2022年正月、そんな大師線に異変が生じている。毎年恒例の...
京急大師線 干支ヘッドマーク(2020年)
京急電鉄では、1月1日から2月3日まで毎年恒例となっている大師線の干支ヘッドマークの掲出を実施した。今年の干支は子で、2種類のヘッドマークが大師線を走る1500形に掲げられた。大師線の干支...
京急1500形「かわさき楽大師」「川崎大師風鈴市」ヘッドマーク
6月末より京急大師線を走る1500形にヘッドマークが掲出されている。6月30日より川崎大師駅周辺の商店街で開催されている「夏のかわさき楽大師 願い事が叶う大師(まち)」に合わせたもので、同イベント...
京急1500形 特別ラッピング電車「京急120年の歩み号」運転
京急電鉄120年の歴史が凝縮された列車が登場。2018年2月25日に創立120周年を迎えた京急電鉄では、2017年10月から2018年度末までを京急創立120周年期間としてさまざまな記念イベント...
京急2000形 大師線を走る
京急2000形2451編成、最後のご奉公。10月9日および10日の両日、京急2000形で最後の4両編成となっている2451編成が大師線の運用に入った。2000形が大師線を走るのはこれが4度目の...
最新記事
2025.10.01
京成線 3050形と3000形の違いを探せ!
京成3050形と3000形の違いを探してみよう。2010年7月の成田スカイアクセス線の開業に合わせて導入された3050形。もとは同線を走るアクセス特急用の車両だったが、2019年度からの...
2025.09.25
国鉄型車両を訪ねて 28 - JR東日本EF81形牽引「安中貨物」
国鉄型車両を訪ねて。その28は、EF81形電気機関車が牽引していた「安中貨物」である。JR東日本の電気機関車が風前の灯となっている。同社においては工臨や配給輸送などの業務用列車がE493系や...
2025.09.20
フランス国鉄 TGVに乗る 3 - TGV inOui編
2024年秋にフランスを訪れた際に、フランス国鉄の高速鉄道TGVに乗る機会があったので、雑感を記してみようと思う。その3はTGV inOui編。フランス国鉄TGV乗車記、いよいよ乗車編を記す...
2025.09.15
北総9200形 「北総線沿線活性化トレイン」運転(2025年)
北総線沿線の魅力がぎゅっと詰まった電車。北総鉄道では、7月中旬より「北総線沿線活性化トレイン」の運転を行っている。同企画は、北総線沿線地域の更なる活性化を資することを目的に、北総と沿線自治体...
2025.09.10
京成線 まだまだ頑張る3600形
1982年に営業運転を開始した3600形。2016年度より廃車が始まり、現在では3668編成と3688編成の2編成を残すのみとなっているが、3668編成は2025年8月に、3688編成は...