KSWeb

鉄道やバスなど、公共交通に関するディープな話題をお届けしています。

etc...

エトセトラ

2021.02.12

スカイライナー「成田山開運号」が走る???

D36315.jpg

京成AE形 AE7編成
2021.1.29/小室〜千葉ニュータウン中央

▲「成田山開運号」のヘッドマークを掲出したままスカイライナーとして走るAE7編成。スカイライナー「成田山開運号」が爆誕してしまった。

京成電鉄では、1月の土休日ダイヤ実施日に臨時シティライナー「成田山開運号」を運転したところである。臨時シティライナー「成田山開運号」は運転にあたり歌舞伎のヘッドマークを掲出することが特徴となっているが、一部のスカイライナーにおいてこのヘッドマークを掲出したまま運転された列車が出現していた。「成田山開運号」ヘッドマーク付のスカイライナーが走るのは、2017年にシティライナーが「成田山開運号」として運転されるようになってから初めてとなる珍事。どうしてこのようなことが起こってしまったのだろうか。

原因は臨時シティライナーに係わる車両運用にある。前回の記事でも記したとおり、今年はAE7編成に臨時シティライナー運転時に掲出する歌舞伎のヘッドマークを1ヶ月間付けっぱなしとした。1月中、このAE7編成をスカイライナーでは運用せず、臨時シティライナーのみに充当させることを計画していたものと思われる。

AE形は9本が在籍するところスカイライナー8本+予備1本の体制なので、何も起こらなければ特定の編成をスカイライナーの運用から外して臨時シティライナー専用で動かすことが可能となっている。ところが、何かが起きてしまったわけである。1月中旬よりAE9編成が何らかの作業のため一時的に運用を離脱。これにより、ヘッドマークの付いたAE7編成をスカイライナーの運用に入れざるを得なくなってしまった。

ただし、スカイライナーが「成田山開運号」のヘッドマークを掲出して走るのはさすがにちょっとアレと判断されたのか、AE7編成を使用したスカイライナーはかなり限定的なものにとどめられた。AE7編成は平日はスカイライナー13号(AE13運行)、土休日は同1号(AE01運行)という、早朝の片道だけの運用を中心に充当。スカイライナー「成田山開運号」は、なるべく人目につかないようひっそりと(?)走った。

関連記事

京成AE形 「東京オリンピック・パラリンピック」ラッピング

やるのか、やらないのか。1月下旬より、京成AE形にて「東京オリンピック・パラリンピック」のラッピング電車が走っている。ラッピングの対象となっているのはAE8編成。当該のラッピングについては、京成...

京成AE形 「東京オリンピック・パラリンピック」ラッピング
京成AE形 臨時シティライナー「成田山開運号」運転(2021年)

5年目に突入した臨時シティライナー「成田山開運号」。京成電鉄では、成田山への多客対応として1月の土休日ダイヤ実施日に臨時シティライナー「成田山開運号」を運転した。2017年に運転が始まった...

京成AE形 臨時シティライナー「成田山開運号」運転(2021年)
京成AE形 試運転で再び千原線を走る

京成千原線vsAE形、第2R、ファイッ!! 12月19日の終電後、京成AE形が京成高砂○→ちはら台→京成高砂△という行路で試運転を実施した。AE形が千原線に入線するのは2回目となる。前回、11月...

京成AE形 試運転で再び千原線を走る
京成AE形「成田スカイアクセス線開業10周年」ヘッドマーク

祝・成田スカイアクセス線開業10周年。7月に開業10周年を迎えた成田スカイアクセス線。京成電鉄ではこれを記念したさまざまな施策が実施されているところであるが、この一環としてAE形がヘッドマークを...

京成AE形「成田スカイアクセス線開業10周年」ヘッドマーク
京成AE形 試運転で千原線ちはら台に入線

姉さん、事件です。11月1日の終電後、京成AE形が京成高砂○→ちはら台→京成高砂△という行路で試運転を実施した。AE形の千原線への入線確認を目的とした試運転だった模様で、ここのところ連続的に開催...

京成AE形 試運転で千原線ちはら台に入線

最新記事

京急電鉄「2022年度 鉄道事業設備投資計画」を読む

5月11日、京急電鉄は2022年度の鉄道事業設備投資計画を発表した。これを読んで、同社の今後の動きを探ってみよう。まず車両について見てみよう。最も気になる車両の新造については、プレスリリース内を...

京急電鉄「2022年度 鉄道事業設備投資計画」を読む
京急1000形1890番台 愛称「Le Ciel(ル・シエル)」を付与

L/C座席にトイレ付という仕様で2021年5月に導入された1000形1890番台。11月からは2021年度導入の3編成も順次加わり、計5編成となって活躍の場を拡げている。2022年3月、そんな...

京急1000形1890番台 愛称「Le Ciel(ル・シエル)」を付与
京急1000形 20年間の軌跡 2 - 変革、そして安定

2002年4月15日、ある車両がデビューした。その名は1000形。それから20年、1000形は驚くべきことにいまだ導入が続けられている。そんな1000形という車両に敬意を表して、1000形の...

京急1000形 20年間の軌跡 2 - 変革、そして安定
京成電鉄 新京成電鉄を完全子会社化

京成電鉄、新京成電鉄を完全子会社化へ。4月28日、京成電鉄はグループ関連企業の新京成電鉄を完全子会社化すると発表した。京成は3月末現在において新京成の株式を44.64%保有、同社を持分法適用...

京成電鉄 新京成電鉄を完全子会社化
京急600形 大師線を走る

京急大師線の新たな日常風景。京急電鉄では2020年度よりL/C座席を装備した新型車両1000形1890番台を導入し、1500形4両編成を置き換えているところである。1500形はこれまでに...

京急600形 大師線を走る