2021.06.09
祝・北総II期線開業30周年。
3月31日に北総II期線の開業から30周年を迎えた北総鉄道では、これを記念したヘッドマーク電車の運転を行っている。ヘッドマークを掲出しているのは7300形7308編成。ヘッドマークのデザインはシンプルに30周年記念のロゴをあしらったものになっている。
北総II期線とは、北総線のうち1991年3月31日に開業した京成高砂〜新鎌ヶ谷間のことを言う。当時の北総・公団線はこの区間が開通したことで京成線や都営浅草線、京急線とつながり、現在でも見られる4社局による相互直通運転が始まることとなった。北総鉄道にとってはもちろんのこと、直通先の社局にとっても大きな節目だった。北総車は他社局線を経て都心や羽田空港へ羽ばたくことになり、もとより百花繚乱と言われていた三直改め四直の車両は、北総車が加わったことでより一層多彩な顔ぶれになった。
北総II期線の開業に合わせて導入された7308編成は、II期線開業時に記念のヘッドマークを掲出した編成だったので、今回の30周年記念ヘッドマークの掲出対象としてはうってつけの編成と言える。ヘッドマークは8月末までの掲出を予定しているとのことである。
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