2021.12.16
新京成80000形80026編成が営業運転を開始。
11月上旬より、新京成80000形の2次車にあたる80026編成が営業運転を開始している。運行開始日は11月2日で、充当したのは561系統(くぬぎ山7時4分始発新津田沼行から始まる運用)であった。また、80026編成の運行開始に伴い、8000形8512編成が運行終了したのは既報のとおりである。
気になる80026編成の仕様だが、80016編成との大きな違いはない模様。デジタルSR無線も今のところ80016編成と同様に未対応となっているようで、乗務員室をのぞいてみると京成線に乗入れできないことを示す「乗入非対応」と大書きされたシールが運転台に貼ってある。当編成はくぬぎ山車両基地への搬入の際、北総鉄道の印旛車両基地からの回送で北総線と京成線を自走しているが、この時は列車無線を使用しなかったかあるいは何か別の手段を用意したものと考えられる。
運転開始までのスケジュール
10月3日:日本車両(豊川)から越谷貨物ターミナルまで輸送
10月4〜6日:越谷貨物ターミナルから北総鉄道印旛車両基地まで陸送
10月9日:印西牧の原からくぬぎ山に回送(終電後、北総線・京成本線経由)
10月19日:松戸〜京成津田沼間にて試運転(2往復)
11月1日:松戸〜京成津田沼間にて試運転(1往復)
11月2日:561レより営業運転開始
- 新京成電鉄
- タグはありません
関連記事
新京成80000形80036編成 導入
新京成80000形80036編成が営業運転を開始。11月2日、新京成80000形の3次車にあたる80036編成が営業運転を開始した。充当したのは561系統で、くぬぎ山7時4分始発新津田沼行が初...
新京成8000形8512編成 営業運転終了
くぬぎ山のタヌキ、43年の歴史に幕。新京成電鉄では80000形の2次車として80026編成を導入したところだが、これに伴い8000形8512編成が営業運転を終了した。最終運行となったのは11月...
新京成80000形 京成本線・北総線を走る
新京成80000形が京成本線と北総線を走る。10月9日終電後、新京成80000形80026編成が印西牧の原→くぬぎ山で回送された。この80026編成は新京成の今年度の新造車で、3日に製造元の...
新京成8000形8518編成 営業運転終了
新京成8000形8518編成が運用終了。8000形は残り1編成に。新京成8000形8518編成が営業運転を終了した。新京成電鉄の公式Twitterによれば、最終運行となったのは14日の朝で...
新京成80000形 営業運転開始
京成3100形に続き、新京成80000形もデビュー。12月27日、新京成電鉄の14年ぶりとなる新型車両である80000形が営業運転を開始した。営業初日となった27日はくぬぎ山7時3分発松戸行...
最新記事
新京成線 2024年3月23日ダイヤ改正
新京成線、久しぶりにダイヤ改正を実施。新京成電鉄では、3月23日にダイヤ改正を実施した。平日朝における列車増発と夜間時間帯の運転間隔見直しが主な内容となっている。それぞれについて内容を見てみよう...
京成3700形 機器更新車が登場
京成3700形に機器更新車が登場。デビューから今年で33年を迎える京成3700形。ここ最近は、車体改修工事の実施や脱線事故とそれに伴う廃車、北総鉄道へのリース・返却など何かと話題に事欠かない車両...
四直珍列車研究 132 - 平日 2300
押上線の6両編成、しれっと復活してしれっと消える。平日2300レは、かつて運転されていた普通押上行である。2022年2月ダイヤ改正で設定された、押上線を走る唯一の6両編成の列車であった。押上線の...
国鉄型車両を訪ねて 26 - JR東日本201系 通勤快速成東・勝浦行
さようなら、「なるかつ」。「へー、京葉線なのに勝浦まで行くヤツがあるんだ。」ある時に時刻表の京葉線のページを眺めていて「発見」した勝浦という文字は、私の中で驚きとともにやけに魅力的に映った...
北総線 タブレット端末を活用した自動放送を導入
北総線で自動放送始まる。北総鉄道では、2月16日より列車内における自動放送の使用を開始した。対象となるのは、他社局線からの直通車両を含む北総線の全ての列車となっている。京成線と京急線で実施して...