2022.04.20
北総車の快特青砥行が初登場。

北総7500形 7501編成
2022.3.29/立会川
- [平日]1239N 快特青 砥行
- 始発:羽田空港第1・第2ターミナル1203 → 青 砥1255
- ダイヤ:2022.2.26改正
- 備考:品川から普通
- [平日]1439N 快特青 砥行
- 始発:羽田空港第1・第2ターミナル1403 → 青 砥1455
- ダイヤ:2022.2.26改正
- 備考:品川から普通
平日1239Nレ・1439Nレは、北総車で運転される快特青砥行である。2022年2月ダイヤ改正で設定されたもので、北総車の快特青砥行は平日に2本だけ見られる珍列車となっている。北総車の快特青砥行が定期列車として走るのは初めてのこと。
珍列車の出現の仕方としては珍しく日中時間帯に走る珍列車となっているが、これは日中時間帯に設定されている羽田空港〜青砥の運行系統に北総車が入ったことで実現したものとなる。この運行系統はもともと都営浅草線内をエアポート快特、京成線内を快速特急として走っていたが、同ダイヤ改正で乗車機会均等化のため都営浅草線内、京成線内とも各駅停車に格下げ。これまでこの運行系統は京成車と都営車が独占していたが、エアポート快特で走らないなら北総車が入ってもいいよね(?)ってことで、北総車が参戦することになった。都営浅草線を中心とする四直では、時おり自社線とは関係のないところで車両が走るいわゆるアルバイト運用が発生するが、それに新たな事例が加わった。
快特青砥行は京成車にも設定があるが、京成車の快特が「快速特急」表示となるのに対して北総車ではきちんと「快特」と表示される。京成車と同じ顔を持つ北総車だが、行先表示のおかげで快特青砥行はなんだか新鮮に映る。
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