KSWeb

鉄道やバスなど、公共交通に関するディープな話題をお届けしています。

etc...

エトセトラ

2022.07.03

京成3050形の車内LCD案内表示器に変化。

D33338.jpg

京成3050形 3051編成
2020.1.2/ユーカリが丘〜京成臼井

▲京成の通勤型車両では初めてLCD案内表示器を採用した3050形。デビューから12年が近づく中、3月下旬にLCDの更新が行われた
A19900.jpg

京成3050形 LCD案内表示器
2022.6.25/**

▲新しくなった3051編成の車内LCDの案内表示。画面の大きさは15インチそのままながら、表示の内容が17インチに準じたものになった。9駅先まで案内する17インチの表示器に対して、15インチでは画面の大きさの制約から7駅先までの案内となる
A12216.jpg

京成3050形 LCD案内表示器(17インチ)
2020.2.25/**

▲(参考)2015年度の新造車より採用されている17インチLCDの案内表示
A10379.jpg

京成3050形 LCD案内表示器
2019.7.24/**

▲(参考)従来の15インチLCDの案内表示

列車内における案内の手段として、LEDのスクロールなどによる案内表示からより多くの情報が一度に伝えられるLCDが主流になって久しい。京成の通勤型車両においても2010年7月にデビューした3050形(3000形7次車)からLCD案内表示器が採用され、従来のLED表示器からの換装を含めてLCD案内表示器を持つ車両が増加してきた。

そんな3050形だが、3月末ごろにLCD案内表示器が更新されている。LCDの画面の大きさは従来の15インチのままながら、表示の内容を2015年度の新造車より使用されている17インチLCDの案内表示に準じたものに変更。京成のLCD案内表示器に新たなバリエーションが誕生した。

LCD案内表示器が更新されているのは今のところ3051編成のみ。ソフトだけの改修であれば短期間のうちに他の編成にも同様の変更が及ぶだろうから、表示器そのものの更新あるいはシステム丸ごとの取り替えが行われているものと思われる。3050形のLCD案内表示器は経年劣化によって表示が死んでいる箇所が見られるので、なるべく早くそういった状態の解消が望まれるところ。

関連記事

京成3000形 「桜に染まるまち、佐倉」ヘッドマーク

2年ぶりに桜に染まるまち、佐倉。京成電鉄では、3月中旬より3000形に「桜に染まるまち、佐倉」ヘッドマークを掲出している。3月19日から4月10日まで佐倉市とタイアップして実施する観光...

京成3000形 「桜に染まるまち、佐倉」ヘッドマーク
京成3000形 「シャオシャオ」「レイレイ」公開記念ヘッドマーク

赤ちゃんパンダの公開記念企画。京成電鉄では、1月中旬より3000形に「シャオシャオ」「レイレイ」公開記念ヘッドマークを掲出している。上野動物園で昨年6月に誕生した双子の赤ちゃんパンダ...

京成3000形 「シャオシャオ」「レイレイ」公開記念ヘッドマーク
京成3050形3054編成・3055編成 京成カラーに変更

京成3050形3054編成と3055編成、京成カラーになる。12月上旬より京成3050形3054編成と3055編成がオレンジ色のアクセス線カラーから赤と青の京成カラーに変更され、運用に入っている...

京成3050形3054編成・3055編成 京成カラーに変更
京成3000形 「シャオシャオ号」「レイレイ号」命名記念ヘッドマーク

赤ちゃんパンダの命名記念企画。京成電鉄では、10月中旬より3000形にヘッドマークを掲出した「シャオシャオ号」「レイレイ号」の運転を行っている。上野動物園で6月に誕生した双子の赤ちゃんパンダが...

京成3000形 「シャオシャオ号」「レイレイ号」命名記念ヘッドマーク
京成3050形3054編成・3055編成 成田スカイアクセス線仕様のまま本線転用

京成3050形に異変。9月下旬より今年度新造の3100形が営業運転を開始したのに伴い、3050形が成田スカイアクセス線から京成本線に転用されている。3156編成の導入により3054編成が10月...

京成3050形3054編成・3055編成 成田スカイアクセス線仕様のまま本線転用

最新記事

京急線 2022年11月の大幅ダイヤ改正を見る

京急線、約23年ぶりの大幅ダイヤ改正。京急線で2022年11月26日に実施されたダイヤ改正は、京急自ら「23年ぶりの大幅ダイヤ改正」と表現するほど大きなものであった。その中でもとりわけ大きな内容...

京急線 2022年11月の大幅ダイヤ改正を見る
京成本線 実籾〜八千代台間の線形改良が完了

京成本線実籾〜八千代台間、実籾カーブの線形改良が完了。京成電鉄が進めている本線実籾〜八千代台間の線形改良工事に大きな動きが生じている。5月19日終電後から翌20日未明にかけて上り線の切り替え工事...

京成本線 実籾〜八千代台間の線形改良が完了
京成線 駅別乗降人員ランキング(2022年度)

2022年度の京成線の駅別乗降人員ランキング! 京成線の全69駅において、どの駅の利用が多いのか少ないのか。京成電鉄が毎年公表しているデータを基に、2022年度の駅別乗降人員をランキング形式で見て...

京成線 駅別乗降人員ランキング(2022年度)
京成電鉄「2023年度 鉄道事業設備投資計画」を読む

今年も大型連休が終わり、鉄道各社から設備投資計画が発表される季節がやってきた。京成電鉄でも18日に発表があったところなので、これを読んで今後の動きを探ってみよう。2023年度における鉄道事業の...

京成電鉄「2023年度 鉄道事業設備投資計画」を読む
ちばレインボーバス197号車 リゾートカラーの日野ブルーリボン

リゾートカラーのちばレインボーバスが登場。北総線沿線の印西市に本社を構えるちばレインボーバスは、自社導入の車両のほか、京成バスグループ各社からの経年の移籍車で営業を行っている。同社の移籍車に...

ちばレインボーバス197号車 リゾートカラーの日野ブルーリボン