2022.10.08
今年は秋がやってきた。

北総7500形 7503編成
2022.10.2/京成高砂
10月2日、押上→千葉ニュータウン中央で臨時特急「ほくそう秋まつり号」が運転された。同日にイオンモール千葉ニュータウン提携駐車場で開催された「北総鉄道創立50周年記念『ほくそう秋まつり 2022』」に合わせて運転されたもので、7500形7503編成が特急千葉ニュータウン中央行として走った。同様の列車は以前にも「ほくそう春まつり号」として運転されていたが、「ほくそう春まつり」自体が2018年を最後に開催されなくなっていたので、2018年以来運転されていなかった「ほくそう春まつり号」が4年半ぶりに、「ほくそう秋まつり号」となって復活した格好だ。
列車は押上始発特急千葉ニュータウン中央行999Nレとして設定され、押上9:58→千葉ニュータウン中央10:38というダイヤで走った(千葉ニュータウン中央到着の後、印旛車両基地に回送入庫)。2009年から運転が始まった「ほくそう春まつり号」ではその年ごとに運転区間を変えて運行されてきたが、押上始発として運転されるのは今回が初めてとなっている1)。
車両は前述のように7500形7503編成が使用されている。同編成は8月末より車内外に沿線自治体の広告を掲示した「北総線活性化トレイン」として運行、専用のヘッドマークも掲出されているが、今回の臨時列車運転にあたってはヘッドマークを「ほくそう秋まつり号」のものに付け替え。7503編成はこの日だけのスペシャル仕様で走った。
- 1)2011年の「ほくそう春まつり号」が押上始発として計画されていたが、東日本大震災の影響でイベントが中止となり、列車も幻に終わっていた。そういった意味では、11年後しに押上始発の列車が実現したことになる。
関連記事
北総鉄道 運賃改定(通学定期を中心とした大幅値下げ)を実施
北総線、悲願の運賃値下げを実施。10月1日、北総鉄道は北総線の運賃改訂を実施した。従来の運賃に対して全体として15.4%の値下げを行う内容となっている。今回の運賃値下げが実現した背景には、長年の...
北総7500形 「北総線沿線活性化トレイン」運転
沿線自治体の魅力を乗せて。北総鉄道では、8月末より7500形7503編成を使用した「北総線沿線活性化トレイン」を運転を開始した。この「北総線沿線活性化トレイン」は、北総と沿線自治体(市川市...
北総7500形 「会社創立50周年記念」ヘッドマーク
祝・北総鉄道会社創立50周年。2022年5月10日に会社創立50周年を迎えた北総鉄道では、これを記念したヘッドマーク電車の運転を行っている。ヘッドマークを掲出しているのは7500形7502編成...
北総鉄道 西白井の7000形保存車両をライトアップ展示
西白井の夜に浮かび上がるΣ形のシルエット。2022年5月10日に会社創立50周年を迎えた北総鉄道では、これを記念して西白井保守基地で保存している7000形7001号車のライトアップ展示を行って...
北総7800形 臨時特急「ほくそう春まつり号」運転(2018年)
今年も春がやってきた。4月22日、北総鉄道が主催する千葉ニュータウン中央駅での「ほくそう春まつり」開催に合わせて、臨時列車「ほくそう春まつり号」が運転された。2009年以来運転されている毎年恒例...
最新記事
京成本線 実籾〜八千代台間の線形改良が完了
京成本線実籾〜八千代台間、実籾カーブの線形改良が完了。京成電鉄が進めている本線実籾〜八千代台間の線形改良工事に大きな動きが生じている。5月19日終電後から翌20日未明にかけて上り線の切り替え工事...
京成線 駅別乗降人員ランキング(2022年度)
2022年度の京成線の駅別乗降人員ランキング! 京成線の全69駅において、どの駅の利用が多いのか少ないのか。京成電鉄が毎年公表しているデータを基に、2022年度の駅別乗降人員をランキング形式で見て...
京成電鉄「2023年度 鉄道事業設備投資計画」を読む
今年も大型連休が終わり、鉄道各社から設備投資計画が発表される季節がやってきた。京成電鉄でも18日に発表があったところなので、これを読んで今後の動きを探ってみよう。2023年度における鉄道事業の...
ちばレインボーバス197号車 リゾートカラーの日野ブルーリボン
リゾートカラーのちばレインボーバスが登場。北総線沿線の印西市に本社を構えるちばレインボーバスは、自社導入の車両のほか、京成バスグループ各社からの経年の移籍車で営業を行っている。同社の移籍車に...
京成AE形 特別装飾「KENTY SKYLINER(ケンティスカイライナー)」運転(第2期)
お客様がお姫様になっちゃうスカイライナー。第2弾。京成電鉄では、2021年7月より運行を開始したAE形「KENTY SKYLINE(ケンティスカイライナー)」についてリニューアルを実施、2022年...