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エトセトラ

2023.01.30

川崎区制50周年と東海道川崎宿起立400年を祝う。

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京急600形 652編成
2023.1.28/港 町

▲「川崎区制50周年」ヘッドマークを掲出した京急600形。川崎市川崎区の記念事業の一環で、2種類のヘッドマーク掲出を行った
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京急600形 「東海道川崎宿起立400年」ヘッドマーク
2023.1.28/**

▲「東海道川崎宿起立400年」ヘッドマーク。歴史を感じさせるイラストが特徴

京急電鉄では、12月下旬から1月下旬まで600形において「川崎区制50周年」「東海道川崎宿起立400年」ヘッドマークの掲出を行った。2022年4月に川崎市川崎区の区制50周年、2023年に東海道川崎宿の起立400年を迎える中で、同区が実施している記念事業の一環となっている。ヘッドマークは区制50周年と川崎宿の起立400年それぞれの事業で制作された記念ロゴがそのままデザインとなり、600形の前面を彩った。

ヘッドマーク掲出の対象となったのは652編成と653編成の2本。652編成では浦賀方先頭車(デハ652-1)に「東海道川崎宿起立400年」、品川方先頭車(デハ652-4)に「川崎区制50周年」を、653編成では浦賀方先頭車(デハ653-1)に「川崎区制50周年」、品川方先頭車(デハ653-4)に「東海道川崎宿起立400年」をそれぞれ掲出した。ヘッドマークを掲出した2本の編成は全線が川崎区に含まれる大師線を中心に走行。特別装飾列車として京急公式Webサイトで運行予定も公開されている。

今回、大師線のヘッドマーク電車として600形が起用されたのは特筆されよう。これまでこうした役割は1500形が負うことが多かったように思うが、大師線の主役は確実に1500形から600形に移り変わっている。

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