2023.05.30
京成本線実籾〜八千代台間、実籾カーブの線形改良が完了。
京成電鉄が進めている本線実籾〜八千代台間の線形改良工事に大きな動きが生じている。5月19日終電後から翌20日未明にかけて上り線の切り替え工事が実施され、始発列車より新上り線の使用が開始された。同所については昨年9月にも下り線の切り替えが行われたところであり、今回の切り替えによって上下線とも曲線が緩和された新線への移設が完了した。
工事は京成本線実籾〜八千代台間、旧実籾第4号踏切(千葉県道262号と立体交差するところ)付近の通称「実籾カーブ」で実施。半径300mで75km/hの速度制限がかけられていたカーブだが、線路を山側に移設する線形改良によって半径は400mに緩和されている。今のところ速度制限は昨年に切り替えられた下り線を含めて75km/hのままとなっているが、今後のスピードアップが期待される。
今後は、旧上り線跡地の整備など、残りの工事を実施するものとみられる。現場に掲示されている看板によれば、工事完了は2024年3月末とのこと。
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